出会い、そして仰ぎ見る

おはようございます。

6月晦日です。今月のご訪問ありがとうございます。豪雨で九州各地は大変なことです。お見舞い申しあげます。
今月もいろいろな人や物事にめぐり会いました、ありがたいことです。出会いから多くの気づきをいただくことができることに感謝です。いろいろな人と出会う度に仰ぎ見ます。何と素晴らしいのだろうと。
私に、人には向上心があるということを気づかせて下された師に感謝するばかりです。何もできない、できていないということに気づいていないときは、「私が正しい」と何の根拠もなく我を張っていたことが愚かしく、笑えてきます。よくあんな恥ずかしいことを、理屈も何も無い勝手なことを言っていたものだと、考えただけで冷や汗が噴き出します。
豊かな人生を送った先人を学びますと、「多くの物事を受け入れていることが見えてきます。」「自分こそ正しいとは思っていない」ということです。
個性を大切に尊重することは大事です。しかし、「個性を独善と誤解してはなりません。」これは悲しむべき事です。裸の王様になりかねません。
独善を個性と考える人には次の二種があるようです「ひとつが、自分は優秀だと思うがゆえに、他人の声に耳を傾けない人。傲慢な態度により、他人も敬遠して、一層孤立してしまう人。」
「もう一つは癖のある頑固者です(私かな?)。他人が東に行くと言えば、西へ。人と正反対の事を行うことが個性と信じているひねくれ者(天の邪鬼)ともいえます。だから、周囲と衝突してしまう。」
真に個性のある人とはどのような人のことでしょうか?、私は本質的なことだと思います。周囲から称賛されても「調子に乗ることなく、両親から命を授けられたことに感謝し、師から教え導かれ、友と切磋琢磨できたからこそ、知識も技術も得られたのであると、謙虚に淡々と感謝できる人」ではないでしょうか。
そんな人こそ「真の個性の持ち主と称するのに相応しく、それゆえに人びとも深く敬意を表する」のではないでしょうか。
学びの中からこんな風に生きられれば少しは個性が磨かれるかなと、晦日に今まで心がくらく見えなかった個性というものが少しは感じられたように皆様に感謝しております。今日は「大祓(おおはらい)」の日でもあります。ご先祖様に感謝、師友に感謝し心身の「汚れを去り」一日をお過ごしください。
そして残り半年の目標をもう一度再確認しじっくりと楽しく歩みを進めてまいりましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。