導き合う

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。台風一過、昨日は又真夏日に戻った暑さでした。ご出席いただき感謝いたします。次回は10月6日(木)、来月もよろしくご出席ください。夏ばてなどなさいませんようお大事にお過ごしください。
昨日学びました「導(どう)」導き合うこと。導き合うことはある意味では「議論することであります。」「注意をし合うことです。」これが「導き合いです。」心底に「信」が互いにあることが望ましいことですが、なかなかそこは、難しいことです。
自己啓発が難しいからです。それと向上心の有無も大事です。口で自己啓発、向上心を云々していたとしても、なかなかに人様からのアドバイスを素直に聞き入れることができるかとなるとこれまた難しく、「過てば改めるに憚る事なかれ」を知っていたとしてもむずかしい。しかし改める、アドバイスを受け入れることは「信頼関係を結ぶ大きな動機」ですし、逆に聞き入れなければ「信頼を損なうことにもなる」のですから、いずれにしても「導き合う」ことは大事です
論語、顔淵第12、23条「子貢友(しこうとも)を問う。子曰く、忠告して善を以てこれを道びく。不可なれば則ち止む。自ら辱(はずかし)めらるること無かれ。」
意は「子貢が交友について尋ねると、孔子は「友人が過ちを犯したときは、誠意をもって忠告し、善い方向へ導いてあげなさい。それで駄目なら様子を見る。無理強いをして喧嘩になったら、元も子もないよ」と答えた。」
お互いが正しい方へ進もうとして注意をして喧嘩をする、争うことほど愚かなことはないのです。相手のことを思って誠実に話すことを忘れてはならないでしょう。意見を押しつけるようではいけないのです。
今夜は「にんげん学」東京講座「論語を読む」、東京地区の皆さん今日も暑くなりそうです。会場でお目にかかりましょう。今日は誠実を大事に人様と接しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆「にんげん学」一宮講座の会場を提供くだされていますGさん宅の朝顔です。