ふとしたこと

おはようございます。

ふとしたことで「自分だけしか感じない幸せ」、人様の親切、喜び、微笑ましい人様の仕草や行動、このようなことを感じられるのが幸せだと思っています。何気ないことに喜びを感じる。そんな事が又大きな喜びを感じることにつながっていくことを信じていますし、事実そのように感じています。
このふとしたことというのは「主体性、主観です」。「自分軸で物を見ているのです」。これは人生にとって大きな事です。自分の価値観です。他人軸で日々を過ごしたのでは人生を楽しめず、事実楽しくないのです。毎日楽しめない人というのは「他人軸で動いているのかも?」「心を奪われている」こういうことはやめましょう。
先日、鹿児島に行ったとき、ホテルにチェックインが終わり、向き直ったら目の前に弟子が立っている。そしてこちらへ入るとき小倉駅で下車するときドアの向こう側に又彼が部下の方と立っている、二度あることは三度ある、次回の出会いを楽しみにしています。こんなことにも喜びを感じています。
今日は下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。毎月皆様とご一緒にお祈りできることも幸せ。だから「月例・幸福開運護摩祈願祭」と名づけています。「祈りはお礼と感謝」。何にお礼かといいますと、「仏道を歩んだだけで多くの方と出会いをいただいた」。このことを思っただけで幸せです。だからお礼を日々述べる。
私は人様の相談やお話をお伺いするのが仕事です。そんな中、「ああこの方はきっと人生を豊かに過ごすだろうな」と感じる方の特徴があります。
それは「自分の欠点を知っていること、コンプレックスを持っている。そして長所も知っている、その長所を大切に伸ばそうとしている」ことです。長所とは「好きなところ、できること(人と比べてではなく、自分がこれだと思うこと)」です。誰でも自分の嫌いな部分やイヤなところがあります。人生を豊かに送る人は、欠点やイヤなところを隠そうとはせずに、好きなところ、できることを伸ばそう、際立たせようと努力する人です。
そして何よりも「上手くいかなかったとき、他人のせいにしない」ことです。「他人のせいにするということは、自分の人生に責任を持っていないということです」。人生は「自分で決めて自分が行動しているのです」。
このように習慣性を持って日々を過ごしますと、「陰(欠点≠長所)、陽(長所≠欠点)(等号否定。ノットイコール)、「陰が陽であり、陽が陰である」ことを確かに知ることで人間としてもバランス良くなるのです。「卑屈にならず、威張りもしない」。それが「個性となりオーラとなり輝いていくのです」。その人の「不思議な魅力となる」のです。短所欠点を知っているからこそ、学び、努力し、「人様にも優しく謙虚になっていく」のです。
私は自分の欠点を知っています。神仏は常にお側におられ見守って下されています。だから日々お礼と感謝の祈りを捧げ過ごすのです。今日は皆さんとご一緒にお祈りができる幸せな日。六波羅蜜の第五番目「禅定波羅蜜」心身を調えるには祈りが一番最適です。人様の目や気が「自分の行儀を良くしてくださるのです」。お護摩に祈れば夢がかなうというご利益があります。この教えを信じる喜びの日、ご利益が現実となる日。午前10時お待ちしております。
NPOこころのはな(心華寺内)では今日午後1時から「みんなの居場所・茶話会」が開催されます。自分の居場所としてお話ししにきてください。何かしら感じが違うなと思いましたら、出入は自由です。話をしなくとも、それも話です。おでかけください。
良い週末をお過ごしくださいますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
愛宕寺のご本尊様とお花がお待ちしています。雲は何とも言えないですね。



今日のご本尊様へのお膳と皆様へのお供養です。



信者さんで150年続いています下関の老舗菓舗「松琴堂」さんが銘菓「ゆきごろも」を皆様へのお供養にとお供えくださいました。