故郷に帰り

おはようございます。

久しぶりの帰郷、昨日無事父の50回忌を勤めました。気持ちが少年時代にもどっています。同時に初心を思い出しています。徳を磨くことを改めて強く意識しようとの思いをしています。
徳とは「能力のこと」。能力と言いますと、他者に比べて優れている、秀でていることが能力というわけではなく。持って生まれたもの、両親を縁として授けられた能力です。「徳を磨き高めるとは、自分ができる能力を高めることをいいます」。山形から出るときに自分に誓ったことを思い出しました。
「徳があるところに富が生まれる」という教えがあります。これも「人より多く手にすることが富ではなく、授かった能力を一心に磨き高めれば、分相応に生活に困らない富が生まれる」ということをいいます。
私が比叡山に登ろうと考えたのは「情に突き動かされたからです」。いくら物事を知ったからといって行動意欲とはなりません。行動意欲がかき立てられるのは、「理性ではなく、情、感情で行動となるのです」。「あのように生きたい、あの人のように歩みたい」という感動・情動に揺り動かされます。
「ポストにベストを尽くす人生」、それ以上も以下もなく、ただただ「ポストにベストを尽くす」だけ。
この教えに「誠実さ、謙虚さ、慈愛を私は感じた」のです。人と比べる生き方ではなく、自分がポストに誠実に生きる。教えを受けたことをありがたいと謙虚に生きる。教えに慈愛、優しさを感じ生きる。
このことを思い出しました。10月の晦日、己がまだまだ人生に暗いところが沢山あることを父は教えてくれたように思います。親はいつまでも教えてくれているのでしょう。10月最後の休日ごゆっくりお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」「鳥取地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆実家のお堂です。


徳川三代将軍家光公より寄進とされている「槙」。


実家へ帰り先ずやることは大好きなラーメンをいただくことです。昔懐かしい志那ソバの味。そして法要を勤めました。


父が喜んだのでしょうか?