一意専心

おはようございます。

「苦労のない幸せはありません」、副住職・誠澄は今日から満行の日までが修行の本番ともいえます、胸突き八丁にさしかかります。一番肉体的に辛いとき。この辛さが、満行の時、鏡のような清らかな心境になるのです。
「心の苦しみに耐えられるのは身体によってです。身体の苦しみを乗りこえられるのは心によってです」。
人生は「苦しい日々もあれば、楽しい日々もあります」。そのような「日々に鍛えられながら得られた幸せが長続きするのです」。
「疑ったり信じたり、丹念に調べたりしながら考え続ければ、やがてその知識は本物となる」と考えます。誠澄の姿を見て、今まで祈りの道を歩んできたことを振り返り、このように思います。「信じて歩んだはずが、疑いが生まれ」「そして又一からやり直す」。何度経験したことでしょう。
いろいろな人と出会う機会がありました。リーダーと目される人のお話をお伺いしますと「苦しみの中の苦しみを味わってこそ、人の上に立つ人になれたのだ」との思いがします。
お話をお伺いして何ごとも「一意専心(いちいせんしん)で臨むべきである」「苦労するのが当然であるという覚悟でもあるように感じます」。
大成する人は「知識を得、実践する事に楽しみを見出し、財物を得ることに感心を示さないようです」だからこそ一意専心に物事に取り組み、外の世界、名誉利得に惑わされないのでしょう。「苦労を重ね、気力を振り絞って学び、自らを磨き続けてこそ本物の果実が得られる」のではないでしょうか?。
誠澄の姿を見てふとこんな思いをしました。今日は皆さんのお力をお借りして「大根焚き」の「大根を切るお手伝いをしていただきます」。皆さんよろしくお手伝いご奉仕お願いいたします。
今日は一意専心かどうか?自分自身に問いかけて見てください。脇見をしても大丈夫、反省できるからというような自惚れが出ませんように!失礼しました。良い一日でありますようお祈り致します。
☆悲しいお知らせです。お寺のお世話を熱心にしてくださり、NPO等々で大変お力になっていただいていました井上 正さんが昨日午前11時28分永眠されました。心よりご冥福をお祈り致します。
「通夜法要:3日午後6時。告別式法要:4日午後2時」となっております。
斎場:セレマ宇治伊勢田ホール。宇治市開町5-1。電話0774-44-4222。
この場をお借りしましてお知らせ致します。ご縁のおありの皆様おまいりご焼香いただきますよう、お知らせ致します。よろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震鳥取地震の復興の支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。
☆一昨日抜きました大根を試食のためKさんが焚いてくださいました。柔らかくしっかりして、しっとりと、なめらかな丸大根独特の美味しさでした。明後日楽しみにおまいりください。