尊敬を忘れない

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」本年最終納めの講座ご出席の皆さんありがとうございます。私は執着心が強いのでしょうか?強いのでしょうね、何ごとも始めたらやめませんから、ブログを51才のときから書いているが如く、一年の最後納めの講座にご出席いただいたことがとても嬉しい、ありがとうございます。
毎月会場と宿を提供いただいています「一宮マツダ販売株式会社」G社長様ご夫妻、今年も一年ありがとうございます。感謝申し上げます。今朝はゆっくりと休ませていただきました。ホテルと違い安心して毎月休ませていただきました。
昨日は「敬意を忘れない」ことを論語、八佾(はちいつ)第3、19から学びました。「定公問(ていこうと)う、君、臣を使い、臣、君に事(つか)うること、これを如何(いか)に。孔子対(こた)えて曰く、君、臣を使うに礼を以てし、臣、君に事(つか)うるに忠を以てす。」
訳「定公が尋(たず)ねた。「君主(わたし)はどのように家臣を扱うべきで、家臣に何を期待したらいいのだろうか」と。孔子が答えた「君主は礼儀をもって家臣を扱い、家臣は忠義をもって君主に仕えるべきです」と。」。
この条は「どんな人であっても、立場であっても、思いやる心を持つこと」を教えたのです。また「上に立つ者と下の者との関係についてふれています」。会社では上司と部下の間には、上に立って指揮する者と、下で働く者との関係が存在します。だからこそ「上に立つ者は、下の者に対して礼儀を忘れてはいけないのです」。
なぜでしょう、「上役風を吹かし、オレが指示を出しているから仕事ができるんだ」と思っているようでは、「誰もついてこないでしょう」。どんなに立場が違っても、「相手を敬う気持ちを忘れずに接することが大切です」。部下の方に礼をもって対する事は結果「お客さんに敬意を払っていることなのです」。部下に対して非礼な態度で接し、部下の方がやる気をなくして嫌々仕事をしていては結果「ろくな結果とならないのは明々白々です」。そして最悪な状態「お客様が離れるという事態もまねきかねないと言うことです」。
一方で、指導されることが多いぶん、下の人も、上の人に対して「仕事もできないのに偉そうに威張って、などと思っていては、信頼関係は作れません」。
下の人は常に「学ぶという姿勢を忘れずに接することが必要です」。必ず将来上に立つ側になるのですから。上司像を描くことを学んでいます。また「すべきこと、してはならないこと」を学んでいるのです。このことを忘れてはいけません。
ここで教えられることは、上司と部下という関係だけではなく、「人は誰しもよい点と悪い点をもっており、お互い足りない部分をサポートし合うべきであるということです」。「お互いがお互いを思いやることが大切なのです」。
上司と部下が本当に信頼し合える関係になるべくお互いに協力して、努力する。そうすれば、「一人でなし得ることができないほどの大きな力が生み出され、仕事も会社も、人も大きく発展していけるのです」。
中部地区の皆さん、御身お大事に年末をお過ごしの上、素晴らしい新年をお迎えください。一年ありがとうございます。
今夜は「にんげん学」東京講座「第一回・老子を読む」です。一年の締め納めの講座です。東京地区の皆さんお目にかかれますことを楽しみにしております。
皆様の一日が幸せの一日でありますようお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」「鳥取地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆昨日も雲がきれいでした。見える山は御嶽山です。





☆愛知県、祖父江町の名産「藤九郎銀杏」を講座にご出席のKさんにいただきました。大きくて美味しい銀杏です。Kさんありがとうございます。いただきます。


☆名物の「味噌煮込みうどん」をいただきました。うどんが固く独特の味です。

☆今日の富士のお山は裾野しか拝むことができませんでした。青山元不動、白雲自去来。名峰富士でも雲に隠されるときがあります。しかし雲は必ず去って、再びその勇姿を見せてくれます。
私たちの人生も同じです。何かに隠され覆われる時があります。その時ドシッとして自分を信じ歩むことです。勉強会の前に富士のお山は素晴らしい教訓を示してくださいました。



☆有志の方と「ぶら和尚」で目黒雅叙園の東京都指定有形文化財の「百階段・神の手・ニッポン展?」に行ってきました。



会場に上がるエレベーターです。




谷川俊太郎氏の詩、素晴らしい、言葉がありません。