おはようございます。

先日、心華寺でM&Uスクールが開校されているとき、U学長が朝、授業の始まる前に必ず挨拶に来てくださいます。そのとき私が師匠にお礼の手紙を書いたのを見せ、こんな話をしました。「師匠のお名前をお手紙の中に書くのがどうしても憚られるのです、と」。比叡山下山以来、何かお礼のお手紙を書かなければいけないとき、封筒の宛名は書きますが、便せんにはどうしても「お名前を書けず、お師匠様としか書けないのです」という話をしました。
師を尊敬する余りに、畏れ多くてお名前を書くことができないのです。そして文面を書いてからもなかなか封筒に入れて出せない、数日そのままにしてしまいます、内容がこれでいいのか悩んでしまうのです。そして漸く気合いを入れて投函する。
私は師が目の前におられない時に一番師を畏れています。師の教えがあったからこそ今日があると考えるからです。目の前におられれば私が間違えば師は必ず諫め戒めてくださるから安心です。それが目の前におられませんと、「これでいいのだろうかと考えるのです」。
明日22日午後から下関・愛宕寺にて「断食・断水」にて2時から一年の感謝とお礼の「八千枚護摩供(八千本の護摩木をお焚きあげ)」を24日までの三日間で修します。お護摩を伝えて下されたのもお師匠です。すべてお師匠様の教えが無ければ何もできなかったのです。法をお伝えいただいたからこそ今日があり「八千枚護摩供」も修すことができます。
ことある毎に「初心を忘れないようにしてくだされたのも師匠です」。ありがたいことです。原点を忘れないように今日も良い一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」「鳥取地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
☆お花が愛宕寺の玄関でお待ちしております。