ありがとうございます。

おはようございます。

平成28丙申(ひのえさる)年、一年大変お世話になりました。毎日ご訪問いただき感謝いたします。お陰様で一年書くことが叶いました。
今年一年の「指針」「更改進展(こうかいしんてん)の成熟となすべし」という言葉を皆さんに示しました。いかがだったでしょうか。改めたことを進展させていただいたことでしょう。
志や夢は種を蒔いただけではなりません。蒔けば芽が出るように育て、芽が出れば、肥料や水をあげなければ花は咲きません、実もつかないのです。育てるということが更改進展であります。因果応報、昨日の結果が今日、今日の結果が数日後、一年後でもあります。それを知り、糧として日々学びを大切に努(つと)めるべきです。
一年を終わる時ばかりではなく、節目節目で思い出す論語、衞霊公(えいれいこう)第15、11条「子曰わく、人(ひと)、遠き慮無(おもんばかりな)きときは、必ず近き憂有(うれいあ)り。」。訳、「孔子言う、もし人が、遠い将来を見通したり、広く周囲を見廻したりして深い思慮をめぐらしておかないと、必ず手ぢかなところに身にさし迫った心配事が起こってくるものである。」。
学ぶことは「温故知新(おんこちしん)」。この世には沢山お手本とできる素晴らしい方がおられます。未来を見通せる術はありませんが、お手本として先人、賢人から学んだ事でそれが完璧とは言わないまでも、対応できるのです。そして「修正すべき方法も知ることができます」。
同じ衞霊公第15、30条「子曰わく、過(あやま)ちて改めざる、これを過ちという。」。訳、「過ちを犯すことは誰にでもある事だ。でも過ちを犯した事に自分で気づいていながらも、その過ちを改めようとしない。これを本当の過ちという。」。
「過ちを認めるのは成長のチャンス」。「自分の過ちに気づきながら、過ちを正さないことを過ちと言う」と、短い言葉ながら、本質、核心をずばりと突いた言葉です。また「過ちを改めるのは格好よく、素晴らしい事です」。このような人は必ず慕われ成功を手にするのです。
晦日の今日、しっかりと自身の「身調べをしましょう」そして新しい年をお迎えください。一年お世話になりました。感謝致します。
今夜午後11時30分より「報恩感謝・除夜祈願、迎年護摩供法要」を厳修致します。感謝の祈りを捧げ、新玉の神々をお迎えし新年を迎えましょう。一年お守りいただく神さまをお迎えします護摩供です。
明後日2日は「初・月例祭」。1月は例年2日に心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」を厳修しています、お間違えありませんように。正月から間違えては一年間幸運から見放されるかも?しれません、知人の皆様方とお声をかけ合って初詣ください。
素晴らしい大晦日をお過ごしくださいますよう。一年ありがとうございます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌