学ぶ

おはようございます。

今朝も冷え込んでいます、雪国の皆さんお大事ください。今日から一月後半、足元に注意という天意と受け止め一歩ずつ確かに歩んでまいりましょう。
「にんげん学」京都・大阪・全国合同講座、佐藤一齋先生の「言志四録(げんししろく)を読む」足元のお悪い中よくぞお運びいただきました。一日中ちらちらと雪が舞う一日。
無理はいけませんが、雪という自然の驚異の中ご出席いただけたことに皆様の熱い志学を感じ嬉しい一日でした。当に、
「少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。
壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
老いて学べば、則ち死して朽ちず」。(言志晩録(ばんろく))
を実感、大いなる悦びに浸りました。老若男女、学ぶ心を失えばそれで終わりです。学びは未来志向、明日を夢見て今日を楽しく生きることほど充実する人生はありません。
人様に評価されよう、認められようなどと、そんな我欲の小さい世界ではなく、生涯、己を修養するという気概、日々修練し磨く時習。それは大いに社会に役立ちたいという気概。
経験を積んでの過ちほど醜いものはなく、又情けない話しです。学ぶことを失えば年令にかかわらず「頑固者」「独善的」になってしまいます。世界中が何かしら学ぶ意欲を失い、力で押しつけようとする危うさを感じています。「幼稚園の声、保育園の声がうるさいという大人」達です。何と悲しいことでしょう。「除夜の鐘がうるさいという人びと」等々。
そのような世相の中、やはり、学ぶという柔軟性が求められます。自助努力が学ぶこと。自助努力ができなければ、隷属(他の支配を受けて、その言いなりになること)の道しか残っていません。また、声高に「他者を非難をする暴力的行為」。
素晴らしい自分の花を咲かすことができるという天命が授かっているにもかかわらず隷属の道を歩むことは悲しむべき事。主体性、自主性を持って、貧富、損得、評価云々では無い自分のための人生。
率先し歩むのと、嫌々隷属して生きるのとでは、どちらが楽しい人生でしょうか?当然率先して歩むことです。率先して生きるとは、貧富・上下に囚われず、率先するからこそ、どのような障害に出会ったとしてもそこで又楽しく学び歩めるのです。
自ら率先する物が無ければ、こんな事をやらされたから苦しむのだ、イヤな思いをするのだと、他を責め、人を責め、己を苦しめる道を歩んでしまうのです。
心学は箴学、今年もご一緒に学んでまいりましょう。新年も半分過ぎました。後半、じっくりと目標を目指し歩みましょう。あわてずに、ゆっくりと今日も楽しくお過ごしください。
明日17日(火)は「NPOこころのはな・子ども食堂」開店日です。午後4時〜7時まで開店します。午後7時までご来店いただければ大丈夫です。小学生無料。中学生から保護者の方までは300円ちょうだいします。お電話でご予約ください。0774-45-5561迄お願いいたします。
皆様のお力で必要とされています皆さんにお知らせください。よろしくご協力くださいますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆昨日の朝、うっすらと雪化粧。




「にんげん学」合同講座で皆さんへのお茶菓子「みかん大福」です。ご出席の皆さんありがとうございます。



懇親会です。




最後に手をつないで「花」を歌い楽しく終わりました。皆さん沢山の方々と手を取り合いつなぎ合い今年も素晴らしい一年と致しましょう。