偏見のない視点

おはようございます。

新年一月のご訪問ありがとうございます。皆様の相変わらぬご挨拶をいただき「相変わらずの一年のスタートを切らせていただきました」感謝申しあげます。皆様方に変わらない態度でおつき合いをいただいたからこそ、じっくりとあせらずに祈り学び進化、進歩させていただいたと確信しています。安心して変わらずに繰り返すことができたからこそ、上達もしました。
人様を云々し先日大いに反省、師友を持つ有り難さを再確認。人様とおつき合いさせていただく上でとても参考になる教えが論語にあります。私はこのことも心がけとして保っています。先日は失念し汗顔の至り。
論語、為政(いせい)第2-14「子曰わく、君子は周(しゅう)して比(ひ)せず、小人は比して周せず。」。訳、「君子(人格者)はわけ隔(へだ)てなく幅広い人びとと対人関係を築くが、小人(人格者でない者)は偏(かたよ)った少数の人間としか付き合わない。」。
「人と接するときは、偏見のない視点で判断する」ということです。世の中にはいろいろな人がいます。中には、相性の悪い人やできれば関わりたくないと思う人も、しかし、それは「自分の一方的な視点、価値観から見ているだけであり、別の視点から見ればまったく違う一面が見えてくるかもしれません」。
孔子は、「余計な偏見で人を判断しないようにと教えています」。難しいことですが、偏見で見て世間を渡れば更に難しい人生と化します。若い頃は好き嫌いで人を見ていましたから、狭く歩きにくい毎日でした、痛いほど体験しました。
世間を見回しますと、「誰とでも仲良くでき、どんな人にでも同じように接する人には、自然と周りに人が集まってくるようです」。
このような考えは「リーダーや指導する立場の人には大切な教えではないでしょうか」。自分の「好き嫌いで人を評価している人は、すぐにでもその考えを捨てるべきです」。
「自分のいうことを聞くから」「自分にとって都合がよいから」と「特定の人ばかりをえこひいきしてはいませんか?」それでは「他の人たちに不平不満が募(つの)り、心は離れてしまうことになるのです」。「人から好かれない要因の一つ」です。
誰にでも価値観はあります、何ごとも「心がもとです」。心の中に価値観を置くとするならばやはり「平等に人と接する」という価値観を保ちたいと思うのです。そして「相変わりませず、一年よろしくおねがいします」と「ものごとをはじめから決めてかからず、打算や偏見を取り除いて人と接したい」と潔く挨拶を交わすことを一月も努めました。ありがとうございます。
そうすることで「幅広い人間関係を築くことができ」「自分にとってもプラスになる関係を築けることができる」「学ぶことができると信じています」。
今日一日、一月の総決算、棚卸しをしてスッキリとした心でお過ごしください。素晴らしい新年の末日でありますことをお祈り致します、笑顔で過ごしましょう。笑門来福です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆下関のTさんからチューリップの花を贈っていただきました。Tさん毎年ありがとうございます。