立春大吉

おはようございます。

昨日の「節分会365巻日数般若心経読誦法要」ご一緒に般若心経を読誦いただきありがとうございます。お陰様で一年安心して過ごせます。
今日は「立春」、立春には春という字が含まれますから、一見すると寒かった冬は終わり花が咲き、気温の穏やかな日々をイメージしてしまいがちです。
春夏秋冬という言葉があるように、四季の始まりは春になります。暦上、新年は1月1日からですが、人々が生活を営む上での一年の始まりは春と捉えられていました。
現代で言うと、新年と新年度の違いでしょうか。学校や会社は、1月1日を始まりとせず4月1日を一年の始まりとしています。このような事から、立春の前日の節分には厄を払うために豆まきを行います。
そして、新しい一年を迎える立春にはその一年がいい年であるようにと願いを込めて、「立春大吉」と言う言葉を掲げるのです。
立春大吉、この文字を縦に書くとある事に気付かれると思います。「真ん中に線を入れてみると、この四文字は左右対称だという事がわかります」。表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。
立春大吉のお話し立春大吉にはこんな逸話があります。
「その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見え(鬼から見て裏側から見ている)「まだ入ってなかったのだ」と思い、逆戻りして出て行ってしまった、というものです」。これにより、立春大吉のお札を貼っていると厄除けになると言われているのです。
しかし立春は正確には春が立つ、という意味で、立春を迎えた頃から気温の底はピークを過ぎ、徐々に春めいた気温や天気に変わっていく、という事です。
ですので「立春なのに寒い!」と憤るのは間違った考え方になってしまいます。立春はこれから本格的な春がやってくるための始まりですから、寒くて当然なのです。
明日は「炎の大祭典・節分会・星祭り・厄除け開運・火渡り・採燈大護摩法要」午前11時点火です。行ぜずんば現れず、修せずんば得られず。実践、おまいりしなければ開運はなりません。おまいりください。
今日の立春が皆様に大いなる吉を招きますよう、お祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆皆さんありがとうございます。名古屋のOさんから素敵な帽子とマフラー、鹿児島のMさんから百年の孤独、神戸のNさんから大好きな般若湯をちょうだいしました。皆さんありがとうございます。





☆明日は節分会・星祭り・厄除け開運・火渡り・採燈大護摩法要です。おまいりください。