予め

おはようございます。

今朝は琵琶湖のほとり、私の魂の故郷比叡山近く雄琴温泉の旅館での目覚め。誠澄に寺は任せ、久しぶり家族で過ごしています。
土曜日から昨夕まで一泊二日で開校の「M&Uスクール」受講生の皆さんありがとうございます。梅谷忠洋学長お疲れ様でした。
毎月一度の開講日にしっかりと日程を調整しての受講、頭が下がります。しっかりと日頃から予定を確かにしていればこそのご出席と感心いたします。
皆様にお話をさせていただいています者として恥じないように精進いたします。ありがとうございます。
中庸(ちゆうよう)第17章に「リーダーの立場として大切なこととして、予(あらかじ)めすることの大事」を説きます。
「凡(およ)そ天下・国家を為(おさ)むるに、九経有(きゆうけいあ)り。これを行う所以(ゆえん)の者は一(いつ)なり。凡そ事、予めすれば則(すなわ)ち立ち、予めせざれば則ち廃す。言(げん)、前に定まれば則ち跲(つまず)かず。事、前に定まれば則ち困(くるし)まず。行(こう)、前に定まれば則ち疚(やま)しからず。道、前に定まれば則ち窮(きわ)まらず。」。
訳「凡そ天下・国家を治める常法として九経がある。さてこれを実践に移して具体的に効用を収めるやり方として、九経のどれの場合であろうとも、共通する唯一の道があることを知らねばならない。唯一の道とは何か。凡(すべ)て事前に熟慮して準備を綿密に整えるべきこと是(こ)れである。そうすれば成果を収め易いが、さもないと多くの場合、失敗に帰するものだ。たとえば、何かしゃべろうとする場合、前もって充分腹案を立てて置けば、いざ口を開いた場合やり損ずる虞(おそれ)はない。同様に、何かやろうと事業を考える場合、予め周到に立案してあれば、困難に遭遇して躓(つまず)く虞(おそれ)などないはずだ。また、ある行為についてプランがよくねられていれば、心に不安を懐(いだ)くことがなく、正々堂々とプラン通りに行うことができる。また行くべき道が予めよく選択されている場合には、その道を歩んで窮まるところを知らないのである。何(いず)れも、予め熟考する態度のお陰で、人生の種々な時と場合に臨んで、困難を切り抜け、等しく功を成すことができる。社長が会社を統治するばあいも、事の大小こそ異なれ、性質は全く同様に、予め熟考し準備する態度を以て事に当たってこそである。」。
いかがでしょうか、何ごとにも新しくチャレンジでき時間の持てるのは、「予め、予定を確かにすること」が肝心なのです。時間が無い、余裕がないということは、予めできていないか、もしくは「分や能力の過ぎたことをやっているか」「欲にまどわされているか」いずれかではないでしょうか。
2月の最終週といってよい週の始まりです。2月の予定を確かにできたかどうかをチェックする週としましょう。あわてない、あわてない、一休さんで進みますように。素晴らしい、週となりますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆M&Uスクール、梅谷忠洋学長のお話。


宇治川沿いで。



☆旅館から見える琵琶湖の風景。


今朝の風景。