禅定波羅蜜

おはようございます。

精進する、良い言葉です。教えの言葉は良い響がします。だから教えに心が動かされるのかもしれません。だからこそ教えに沿い行動すれば人の心に伝わるのだと感じています。
知っているだけで行動がなければ仇(あだ)を為すだけ、用心ください。知っていたのにと繰り言にしか為りません。(繰り言=同じこと、特に愚痴(ぐち)などを何度も繰り返して言うこと)
自分で決めたことですから精進したい。人生、競争するから途中で放り出す、精進できない、競争など愚かなことはやめにしましょう。誰もあなたにライバル心など感じていません、独り相撲をとって人生を無駄にしてはなりません。
今日は六波羅蜜の第5、禅定(ぜんじよう)波羅蜜を行じる日。禅定とは「心と体が一体となること。心を静めて一つの対象に集中する」。昨日の精進がだからこそ意味を持つ。何か目標に向かえば必ずといって良いほど、障害に出遭います。時に「心に動揺を来さないこと」。ぶつかれば「素直に引き返しやり直す」。「心身のバランスがとれていること」が禅定。
人生「自分で自分を疑うほどの愚はなく」、ぶつかれば「後戻りする素直さが大事」。何ごとも、この「禅定力」で「波羅蜜」=「悟りの彼岸に至る」。要するに諦めない、モチベーションが落ちない。(火事場の馬鹿力的なパワーが禅定力。潜在意識のパワー)
目標を立て何か障害にぶつかって、教えと、自分に不平不満を感じるようでは、器が小さい、そこで一巻の終わり。
素直に一からやり直すことは、反動、弾みをつけること。体験経験から培ってやり直すことはパワーアップすること、弾みがつけばこそ大きくジャンプもできる。乗り越えるパワーが禅定波羅蜜。今日もしっかりと修めましょう。今夜は「にんげん学」神戸講座「論語を読む」、会場でお待ちしております。禅定力で素晴らしい一日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆雨上がりの昨夕の西空。