勤勉

おはようございます。

私たちは日々様々な選択をしながら生きています。皆さん選択の基準を持っていますか、私は基準は持っていませんが、同じスタンスで人様と出会っています。
誰でも善い人と出会いたいと考えているはずです。善い友人を得たい、善い取引先を得たい、では善い人とは「具体的にどのような人でしょう」。心学を学んでいます私は「思いやりがあり、義に厚く、礼をわきまえ、徳のある人物」だと学びました。だから、善い人に自分自身がならなければいけません。でなければ自分にとって「都合の良い人が善い人になってしまいます」。
人に求める前に先ず自分に求めるべきだと考えます。これは友人選びに「大事な指標ではないでしょうか」。そして「友人として選ばれない理由がここにあるのかもしれません」。
私は愚鈍な人間ですから、「勤勉であろう」と暮らしています。この世を渡って行くに当たって大切な概念だと思っています。そして「倹約」です。自分の人間性を磨く上で「勤勉と倹約は重要だと思うからです」。
伝教大師は「道心の中に衣食有り、衣食の中に道心無し」(道を真摯に歩むことに精進すれば、衣食に事欠くことはない。衣食のために生きれば道に従う心がないから衣食に困窮するような生活となる。)。
「春秋左子伝(しゅんじゅうさしでん) 」(孔子の編纂と伝えられる歴史書『春秋』の代表的な注釈書の1つで、紀元前700年頃から約250年間の歴史が書かれている。通称『左伝(さでん)』。『春秋左伝』、『左氏伝』)宣公12年に「民がまじめに仕事に精出せば、食べるものにこまることはない」。
論語には「まっとうな人間になるためには、身を粉にして働くことが大切である」。と書かれています。
私は幼少の頃より、愚鈍であったため、生きること、暮らしていくことに不安がありました。しかし自分を導く、調える考え方が世にあることを知り、その教え、言葉に従ってコツコツと歩んでいます。
そうしたら、多くの同行の方と出会った。そして多くの皆さんにお仕事やステージを分けていただいたのです。日々感謝と喜びに浸って勤勉を旨としています。
今夜は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」明晩は東京講座「老子を読む」。愛知一宮、東京地区の皆さん楽しみに出かけます。
働くことは「傍楽。傍(はた)を楽さすこと」「周りを楽にさせること」です。自分が楽になることだと愚かな意味に解するから苦しみを多くするのです。皆さん大きな間違いですよ、働くを、そのように解してはいけません。
私は勤勉に働くことを感じ取り、ひたすら楽しく勤めさせていただいたおかげでいろいろなステージを与えていただきました道に感謝です。
心学の教えを我が心とすれば心が折れることはありません。日々の暮らし、仕事の中から改良点を感じ、改善する喜びを喜びとする人生となるからです。自分が上手くなること、できるようになることは楽しいのです。人から評価を得るためというような地獄道を歩みませんように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆観音様の光背桜と、散りかけの桜、そして八重桜。




子ども食堂、皆さんのご支援です。来週は19日開店です。




☆自宅前の前川の夜景