一は万物を生ず

おはようございます。

6月のスタート一ヶ月の予定を見据え確かに切ることができましたか、一(いち)は「はじめ」とも、何事も一歩が大事。一歩を踏み出さなければ夢、目標に到達しません。
人生意識することが大事です。プレッシャーを乗り越えられるようになるのも意識して行動することで乗り越えられます。苦手は得意と同じように永遠になくなりません、苦手を苦手として意識して取り組む、しらないうちに得意になっています。私は、このようにしてきました。なぜなら「場、ポストは与えられるので、得手、不得手でポストは選べない」。覚悟して「ポストにベスト」。
プレッシャーはどうしてプレッシャーとなるのでしょう、それは、「なる、ならない」という二元的な不安感から生まれます。
老子42章に、「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は陰を負い陽を抱き、沖気以(ちゅうきもっ)て和を為す。」とあります。
「一(いち)」は表現を変えていいますと、「道」のことです。道とはまだ形、実体、現実になっていない状態。一も同様、夢の実現に一歩を踏み出しただけ。何も現実となっていない、しかし、この一歩を確かにした人に、「何を為せば良いのか、何を為したら良いのか」の「二が見えてきます」、一と二を表現を変えれば「陰陽」、陰陽は「自他」とも言えます。
この世は「陰陽和合によって「和気を生みだし」、事が現実の結果、「三」となります。目の前の対象物に和合することで夢が叶うのです。三とは「無限の可能性」です。
和合とは「調和」することです。言葉を換えれば「ポストにベスト」です。ポストにベストを尽くしますと、失敗、損をすることもありますが、損をした、失敗をしたからこそ成功という事の成就の発想、アイデアが生まれるのです。
損をすることで得をすることもあれば、その逆もまたあり得ます。「損」が最後まで行けば「損」することはなくなり、次は「益」の方向に転じます。この「益」は「損」から生まれたものです。
失うものがあれば必ず得るものがあり、得るものがあれば必ず失うものがあります。損の中に益があり、益の中に損があるということです。
調和を考えず強引に生きようとする人は、私の今まで見るかぎりにおいては余り良い人生を送っている人はいません。
要は一は大事ですが、一でストップしていては何も生まれないのです。一歩を踏み出したら、ポストにベスト、和、調和をすることが無限の世界を実現することを確かにしましょう。
日々の「一」、日に新たを大切に過ごし実践。明日はNPOこころのはな主催「炭谷先生・茂木先生と語ろう!!・自分の人生をわくわく生きるために!!」講演会が午後1時より開催します。会場はNPOこころのはな、みのり幼稚園イベントホールです。
新たな一歩を踏み出していただきますよう。お待ち申し上げております。良い一日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆炭谷先生・茂木先生と語ろう!!自分のための人生をわくわく生きるために!!