神が宿る

おはようございます。

毎年、季節は巡り、毎月、縁日は来ます。循環とはありがたい。縁を得て、種を蒔いて明日芽が出るものもあれば、何年、何十年とかかり芽が出るものもあります。だからこそ宇宙は回るのです。天は不仁、諸行無常と聞けば何と道理は愛情がないものの如くに感じられますが、人間のように薄情な事はありません、蒔いた種を粛々と育んでくれているのです。だから縁の芽吹きは何年も何十年かかってでも芽吹くのです。ここに無私に、ただただ精進するいわれがあるのです。人間の都合で行っても、そうはいかないのです。
循環、回ってくる道理を確かに知ればモチベーショは落ちず、次こそは、来年こそはと情熱を燃やすことが出来るのです。それを信力というのです。冬来たりなば春遠からじ。天地自然は私たちに繰り返し回る事でチャンスを与え続けてくれているのです。道理とは何とありがたいものなのでしょう、人は失敗を許さないかも知れませんが、天は何度でもチャンスを与えてくれるのです。人として、道理を学ぶ者として、天のようにありたい。
今日は24日です、愛宕寺のご縁日「月例・幸福開運護摩祈願祭」天地自然に感謝。天地はじっとして動きません、循環しています。そこに雨が降り、雪がふり、好天の時も、嵐も、そして花が咲き、実が実り、紅葉し冬枯れする循環。創造、維持、破壊の摂理。
人生にも四季があり。人間の都合で考えるから、辛い、しんどい、という分別の迷い苦しみが生まれる。天地自然はどうすることもできません、四季を楽しむこと、四季に応じて種まきをすること。人様も同じで、どうすることもできません。人様の違いを楽しむことが大きな学び。
祈り感謝する私たちは吉凶禍福を素直に受け入れます。だからこそ祈り感謝する人に神が宿り、幸いを多くするのです。己の力で何とかしようなどと思うから、苦しみを増やす。
道に随い、縁に随い日々暮らせば、豊かに過ごせるのです。
何せやることが毎日なくならないのですから。人間の都合、打算で行うから、人様の必要なものが見えてこず、人様が必要でないものを売らなければならなくなり、倒産という悲劇(喜劇)を自らが招くのです。
雨の中でも、かんかん照りの中でも、寒さの中でも黙々と、ただただ天地に感謝して仕えれば、人様はあなたを自然の如く敬い大切にします。仕事がなくなるなどということは考えられないのです。
人生を充実させ人生を全うした人は、困難、試練に感謝した人です。愚痴と不満を日々口にした人は、楽しくない人生を全うするのです。今日は週末、どのような現実が来たるかわかりませんが楽しく過ごすことです。午前10時から法要です。ご一緒に祈り合い、祈り愛をしましょう。
心華寺では今日から一泊二日「M&Uスクール」が開校です。スクール受講生の皆さん、学びは、まねぶ、実践です。この度は留守をしております。二日間ご苦労様です。お気を付けて入山ください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
☆幸せ小路のアジサイと玄関のお花が皆様を待っています。