易行道

おはようございます。

昨日で九州北部豪雨から一ヶ月、改めましてお見舞い申し上げます。そしてお亡くなりになられました皆様のご冥福を心よりお祈り致します。一日も早い復興がなりますことをお祈り致します。
今日は心華寺「月例・幸福開運祈願祭並びに盆・施餓鬼法要」午前10時から奉修いたします。おまいりご焼香下さい。
毎日、毎月、毎年決めたことを繰り返すことは新たな自分と出会える楽しいこと。日課や月例で為さなければならないことを惰性にしたときから堕落が始まります。これは厳に戒め用心しなければいけません。自分をコントロールできない人は、人様に優しくできないのです。
日課を大切にしていない人は、日課が自分を高めることに気づいていません。ですから一人いるときの過ごし方を知りません、いたずらに時間が過ぎ去るだけです。その一方で、人に会えば日頃思うところを口に任せておしゃべりをして、言葉をほとばしらせるのです。このようだから、人徳が備わらず、信用もされないのです。話を聞いている人は、言うばかりだ、口先ばかりだと気づいているのです。言葉に責任を持っていないからべらべらとしゃべれるのです。
ですから、先人が日々の日課や祥月命日の先祖供養、春秋のお彼岸、夏のお盆という素晴らしい行事を作り、日頃から精神の修養を怠らないように、慢心しないようにと、季節ごとの行事を作ってくだされたのです。何もすることがないなどと日々の過ごし方を知らないで人生を虚しいものにしないようにです。
私たちは人生を生きる上で必ずお手本となるものを探し、お手本に従って成長進化していきます。今ある姿や、形から私たちは学ぶのです。そこから推察して私たちは成長していくのです。夢や進化を思うことが又人生の喜びでもあります。
家に於いても同様、社会にあっても同様。上の人の行為を見て下の人、若い人は育って行くのです。
確かに繁栄していく家、会社は必ず先人の教訓を基本として大切に実行しています。先人の意向に従わない者は、少しの事がなったとしても、自分が従うものを持っていませんから、結果誰も従う者は育たないのです、結果継続がないのです。
以心伝心、言葉では伝わらないことでも、姿、形、すべてのものはお手本です。すべてのものの模範でもあるのです。それを知ってから一層私は教えに忠実となり、日々新しい発見をして喜び暮らしています。先祖供養はその一つです。
人生は易行道(いぎょうどう)、何も難しいことはないのです。教えに従い歩めば力を蓄えることもでき、心身の修養もなり、幸福への道をまっすぐに歩めるのです。幸福の人生を全うした先人、先祖が多数なのです。
従えないのは、自分を疑い、教えを疑うからです。私は自分を信じ教えを信じるという易行道を日課としています。午前10時から法要、お待ちしております。
明日は、人生充実の必勝法「にんげん学」京都講座「老子を読む」、京都地区の皆さんお目にかかること楽しみにしております。良い休日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆近所でサギと鴨が群れていました。サギも鴨もどこにおれば生きていけるのかを知っています、私たちも自分の人生のよりどころを確かにしなければと写真を撮りながら変な感動をしていました。