徳を広め、己の過ちを正す

おはようございます。

今日からお盆ですが、今朝は少し涼しく感じます。お盆の四日間ご先祖様をお迎えして大切に供養しましょう。
私たちは何事も「自分を通して見ている」「自分の心で世界を感じている」ことを確かにすべきです。
日々いろいろな人の話をお聞きしたり相談を受けたりします。また寺の仲間の話を聞いたりします。大切にしていること、心がけていることの一つ、「自分の価値観や考えと異なる意見を聞いたら、頭ごなしに否定しない」、否定するのは「自分の知識や権威を振りかざしているだけで、人間として賤しいと考えている」。
「本当に聞いてもらいたいと人様はお出で下されているのに、反感を持たせ心をとざしてしまいかねない」からです。また、身内や、仲間の話はより以上否定せず聞くべきだと思っています。そうでなければ、誰も相談やアドバイスもしてくれなくなるでしょう。このようでは、いつしか、裸の王様になりかねません。
過ちは誰でも犯します。過ちを犯さないと考えていることが不遜なのです。そのような不遜な人は周りに人は慕い集まってこなくなるのです。
私には大切で素晴らしい師匠があります。ですから、お師匠様の話を伺いますと心が弾み、心の中にしまっておくことを惜しみ、だからこそ、その教えを良く解釈しよう、理解しようと、日々工夫を重ね、多くの人に、このように、素晴らしい徳を広く話すことを楽しみにもしています。
一方で、お師匠様が失言をしたり、おや?おかしいなというようなお話をお伺いしますと、「えっ、と思い身がこわばります」。しかし「反論せずにこれを静かにお聞きします」。そして、「お師匠様でもこのようなこともあるのだと、教訓と解釈し」、「自分への忠告として受け止めてきました」。
人様の良い教え徳を伺って、広めること、誤った教えを忠告と受け止めることが、お陰様で「自分のためになることだと考えられるようになりました」。
これを「知ること」と考えています。知ることは行動する、行動できることです。
今日は第二日曜日、「水子供養祭」です。午前10時に厳修します。お盆です、どうぞお子様にお会いしてお話し下さい、あなたしかしらないお子様です。
今日は「お盆の迎え火」。ご家族でご先祖様をお迎えして感謝の四日間をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆近くの花畑で。



高知県土佐清水市のIさんがお友達と二年ぶりにおまいりくださいました。



高知の珍しいお供えをいただきました。Iさん、ありがとうございます。