小欲知足の暮らし

おはようございます。

一宮講座、東京講座への行き帰りは、家族の姿が沢山見ることができ、幸せな道中でもありました。8月も三分の二を過ぎます。「時、人を待たず」。人生を豊かに過ごしたい、収入も増やしたいと考えるのが人情だと思います。豊かに暮らすことはすぐできます。「小欲知足」の暮らしをすれば良いのです。
私はこのような在り方、暮らしをしています。(※小欲知足:あまり、いろいろな物を欲しがらず、現在の状態で満足すること。 欲望を全て、消してしまうのではなく、欲張らないで、与えられた現実を素直に受け入れること。)
少欲は、1、眼で見ること。2、耳で何かを聞くこと。3、鼻で香りをかぐこと。4、舌で食べ物の味を感じること。5、体に心地よさを感じること。これら、五つの事柄は、全て、自分の欲に通じるものであり、この五つの欲をできる限り小さく持ち、 それ以上を欲しがらないという意味で仏道では大切な要諦です。
欲を多くしますと、ストレスの原因になります。欲をかくから、手に入らなければどんどん心が貧しくなり、目の前に有る物にでも不満・不足を感じるという不幸を自ら生みだすのです。身近な物に不満不足を思うことほど人生悲しいものはありません。ストレスを減らすには、 欲を少なくすることが肝心です。
また、 知足は、京都、大阪、小倉、東京で皆さんと学んでいます「にんげん学」の老子の中で表されている言葉で、「現在、満たされている状態を 受け入れ、それに満足すること」です。物欲、名誉欲等。
小欲知足の暮らしに目覚め悠々自適な仕事を為していく8月後半としてはいかがでしょう。小欲知足の態度で人生・仕事に対すれば、今までより開放感を感じ、自由に仕事に携わることができます。認められよう、成果を出さなければ、あの人よりなどと考えなくなれば、近視眼にならず思考回路が梗塞状態に陥らなくなるのです。
人のことや、周りのことが気になって、脳梗塞状態となり、思考停止し呂律(ろれつ)も回らないようになってはよろしくありません。休日の今日はゆっくりと休み静かに自反下さい。
人に勝ちたいと思う人間は、人を尊敬していないから起きる愚かな思考。遙か彼方、雲の上の存在の人にそんな馬鹿な思いをするはずが無いのです。自分と同等と考えるか、下と考えている人に起こす感情です。そんなところにウロウロしているからいつまで経ってもうだつが上がらないのです。(失礼なことを書きましたお許し下さい。私のお師匠様がこのようにおっしゃっておられたのです。)
老子はこんなことも教えています「足るを知れば辱(はずかし)められず。止まるを知れば殆(あや)うからず」。これは「足るを知らず、止まるを知らずに生きていれば、周囲の反感を買い、いずれ袋だたきに遭うのがオチだというのです」。
小欲知足ができないのは、我利で生きているという証。周囲と分かち合う喜びを知らない人でもあるのです。分かち合い、心騒がすこと無く楽しく過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆今朝は三日月の上に明けの明星でしょうか?三日月のお皿に宝石が落ちてくるような感動を覚えました。皆さんにお見せしたかったので。