怒りを抑える

おはようございます。

今朝はとても涼しく感じます、夏の疲れなど出ませんようお大事下さい。8月のご訪問ありがとうございます。
日常生活において、誰にでも人様は自分の思いどおりにならない場合があることは知っています。このことを知ったならば、どのように人様に対することが大事かといえば、当然、「自らを相手の立場に置いて考える」「相手の立場に立って考えること」です。これは「言うは易く行うは難し」です。ここに心学の大事があり修養の大切さがあるのです。
「心こそ 心迷わす 心なれ 心に 心心ゆるすな」です、心を調える学びを侮ってはいけません。
何故このようなことを書くかといいますと、「怒りを抑えるため」必要だからです。
「怒りや欲望が沸々と心を支配することが良くないとわかっていても、そうした感情は簡単には抑えることはできません」。
そうしたとき「良くないと知るのは誰か」「良くないと知りつつ犯すのは誰か」と考えるべきです。そうすることで、邪心を平常心に戻すことができる可能性を大きくします。
日々の修養はこのようなことにも心を尽くすべきです。腹を立てたり、怒ったりして、人との縁を損なう、信用を失う、同じ愚を犯すことはいけません。
思いどおりにならない場合があることを知り、自らを相手の立場に置いて考え、発生した問題を相手の目で見直すように努めるならば、怒る気持ちも次第に抑えられるようになるのです。
仮に、神経を逆なでするようなことに遭遇した場合、一時的にその場から遠ざかり、見ぬが花、知らぬが仏というようにすれば、怒らずにすむことにもなれるのです。
怒りを、その人そのものに向けるのではなく、「怒りの原因にその矛先を向け、自反する」ことが最も大事なのです。
そうすることで「未熟だったな〜」「しょうがないな〜」と己自身を笑うことができるようになり、心に余裕も出てくるようにもなるのです。
8月今月のご訪問ありがとうございます。お陰様で無事に終えそうです、皆様のお力に感謝致します。8月最後の今日、愉しく豊かに夢に向かって過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆久しぶり夕景を取りました。