道有れば

おはようございます。

私たちは、家族や会社が大事のあまり目が曇るときがあります、先日はまたもや日本を代表する車の会社、今度は日本を代表する鉄鋼の会社と、これらのことを「他山の石(よそのできごとや自分に対する批評が、自分の知徳をみがく助けとなる)」としなければないません。人ごととは考えないことです。批評家やジャーナリストになってはいけないのです。私たちも同様な過ちを犯す危険性があるからです。ここに心学の重要性、心の在り方が大事となります。
弘法大師の「性霊集(しょうりょうしゅう)」に「心暗きときは、すなわち遇(あ)うところ、ことごとく禍(わざわい)なり。眼明らかなれば、途(みち)に触れて皆宝なり」。
すなわち、欲望や我執で心が暗くなっているときは、出遇うものすべてが災いと感じられるものであり、心の眼が明るければ、見るもの聞くものすべてが宝となる、という意味です。
私たちの人生におけるあらゆる出来事が災いとなるか幸いとなるか、それはものごとをどう受け止めるかという私たち自身の眼のありよう心のありようにかかっていると教えているのです。
先日対人関係の指南書・人心掌握法「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」で学びました孔子の政治観は「政は正」なりです。論語、衛霊公(えいれいこう)第15-7に「邦に道有れば則ち仕え、邦に道無ければ則ち巻いて之を懐(ふところ)にすべし」。
意は「国家(会社)に道徳がある場合は、そこに仕えて才能を遺憾なく発揮すればよい。その国(会社)に道徳がなければ、自分の才能を無理に役立てようとせず、上手に隠しておけばよい」。
要するに何でもかんでも、上の命令だからと云って頑張れば善いというものではないということです。会社が社員に無理を押しつけるのは、無理、道理に無いということを知っているからです。
このような無理を押しつけられるのは、欲があるからで、その欲を見透かされた結果でもあるのです。
私たちの才能は隠そうとしても隠しようが無いのです。欲を出さなくても、自分を確かに修養していれば、赤い花が赤く咲くように隠すことは出来ないのです。無理に知ってもらおう、評価してもらおうなどと考えず、志という人生のゴールを立てたなら、淡々とそして強い信念で歩んでまいりましょう。才能は磨き続ければ隠しようが無いのです。
連休明け初日、余り張り切りすぎませんように。心と体のバランスを整えて歩んでまいりましょう。
今日からCMA様主催「ダイキン・コンシューマ・マーケティング様一泊二日管理職研修」が開催されます。研修生の皆さんお気を付けて入山下さい。
それでは、連休明け慌てずに良い一日を過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
☆神戸のMさんが、故郷に帰り高知の名産「新高梨」をお供えくださいました、ありがとうございます。

愛知のMさんが新米のお供え珍しい銘柄「赤べこ」おいしそうです、ありがとうございます。

車の屋根に。



ホトトギスの花も咲きました。


☆今朝伊丹発7時15分のJALに乗り鹿児島へ、明日株式会社B巧芸社様へ安全祈願と講話に伺うためです。



新しい飛行機で座り心地の良い座席でした。


太陽が翼と海面に反射して神々しさを感じました。



約一時間のフライト無事鹿児島空港到着です。一泊二日の鹿児島しっかりお祈りします。