目の前の仕事がチャンス

おはようございます。

「ローマは一日にして成らず」「すべての道はローマに通ず」という言葉があります。夢を持って建国しよう、人生を確立しようと、誰しも何もないところから人生は出発します。ある意味夢、志を持ったとしても暗中模索するしかないのが現実です。
では、どうすれば自己確立するかということです。それはやはり「目の前の仕事は、すべてチャンスにつながっている」と考えることです。ローマ人も最初は産業も何もなく、ありとあらゆる事を求め学んでいったのです。「争い奪ったのではなく、和合して、すべての道はローマに通ず」となったのです。
人生を豊かに確立している人の来し方を拝見しますと、皆さん「目の前を手がかりとしているのです」。仕事に就いた最初の多くは「一見つまらない、格好よくない仕事をあたえれると考えるかもしれません」が、「これこそがチャンスなのです」。大と為すには小よりです。何事の成長も小さい芽からです。それこそ「ローマは一日にしてならず」です。
目の前に仕事として存在しているという事実に感謝することです。感謝しますと何が生まれるかといいますと、「自分なりの工夫が生まれることで、仕事の質を高められることになる」のです。かつての日本は「工夫改良する国」ともいわれました。
目の前の仕事から「学ぶ・真似ぶ」。学ぶことは必ずあります。「目の前の仕事から学べる人は必ず進歩する」のです。
いやなこともあります、いやなことだから前向きにチャレンジしましょう。心のキャパが広がります。イヤなこととは大概、前の仕事と比べてのことの場合が多いのです。自分の心の扉は自分で開くしかないのです。そこで又新たな事が学べるのです。
苦労は買ってでもせよ、人生修行だとは言いますが、成功を願いながら、苦労を買えない、人生修行も出来ないような人間は、器量も度量も大きくならず、人からの信頼も得られないのです。
自分がイヤな仕事だと思ったことは、概ね周りもイヤだと思っているのです。その仕事をこなすことが出来れば天があなたを見ています。人生修行と思えれば、目の前に起こることはすべてチャンス。自分を鍛え、高めるためのチャンスです。
私は修業時代、不平不満を言わず、チャンスと捉えチャレンジしていました。そして今日、いろいろな皆様と楽しく通じてきたことに感謝しています。目の前の道は全てに通じているのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
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☆心華寺の紅葉。