人は水なり

おはようございます。

皆さんは自分の心に正直に向き合っていますか?いかがでしょう?。私は自分に正直に向き合って生きているつもりです。「夢に向かって歩んで来ました」。その夢をかなえるために、少しずつですが、学び、どう目の前の人に対することが大切かを「利他」に求めました。日課の仕事では「ポストにベスト」。考え方、行動はこれで良かったと今まで思っていました。ですが今は少し考え方を改めなければと思っています。
何故かといいますと、私の考えを「人にも求めている」「独善的になっている」と感じたからです。
教えとして話すときは良いことでも、私と一緒に寺で生活している人たちに、私の考えが正しいと「独善的になって押しつけていたのです」。
いわゆる考え方を押しつけていた、私の考えている意を汲んで行動しなさいと押しつけていたことを大いに反省しています。権力者、暴君になっていた。
相手が理解できていないうちに結果を求めてはいけないと話や講演などでは平気で話している私がいます。それが、いざ自分の事となると、「わかっているだろう」といったごとく、「やって、やれて当然」として「待つゆとりさえない」。これでは「人は決して着いては来ない」「育つはずもない」。私はとんでもない、暴君、権力者に成り下がっていたのです。恥ずかしい限りです。
貞観政要(じょうがんせいよう)という帝王学の書に「君は船なり、人は水なり。水はよく船を載せ、またよく船を覆(くつがえ)す」とあります。この教えを忘れていた、利他を忘れていた証と反省しています。
今日から一泊二日「M&Uスクール」が開校されます。皆様にお話しする機会があれば、言行一致、知行合一の大事を改めて自分への戒めとしてお話しさせていただきます。
皆さん、私のような独善的な愚行をさらさないようにしましょう。上下相和し、補い合い、支え合うことで何ごとも運び進んで行くのです。素晴らしい週末をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
☆心華寺で参籠修行をしてみませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五官の対象をすべて聖典に置き、自身と対峙する。新たなあなたが見えてきます。