道を楽しむ

おはようございます。

「にんげん学」神戸居酒屋講座・対人関係の指南書・人心掌握の書「論語を読む」ご出席の師友の皆さんありがとうございます。
一年ありがとうございます。新年「初・講座」は1月18日(木)となっております。年末お大事にお過ごしの上よいお年をお迎えください。初講座で元気に新年の挨拶を交わしましょう。
「道」を歩めば「繁栄する」のです。「道」を歩めば「形や物が着いてくる」のです。道とはそういうものです。生成化育、育てるのが道だからです。
最初の一歩を踏み出したときには何も無かったはずです。形も物も、「在るのは志のみ」、道を歩み次第に友が増え、形が出来、物も増え、確固たる居場所もできます。
ここからが大事です。ここに「心学の重要性」「道を学ぶ要(かなめ)」「道理を覚る要」があります。形や物、居場所を維持するための行動はいけません。初心忘るべからず、始めたときの「無」を知ることです。何も無かったのです。だからこそわき目もふらず「純粋に志を全うできた」ことを確かにすべきです。地位や物ができることが悪いことではなく、変化する地位や物の変化を嫌がってはダメである、道、真理は変化が常だからです。私も年が明ければ満71歳です。変化するのです。形在る物は止まることがないのです。
それがいつしか志を忘れ、初心を忘れ、道を歩むことを忘れ「物や形を維持する経営になり、破滅に向かう」ような愚行はいけません。
昨日学びました論語、雍也(ようや)第6、21条「子曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しみ、仁者は寿(いのち)ながし。」
意は「知者は流れてやまない水の姿の中に楽しみを感得し、仁者は万古、動くことのない山の姿の中に楽しみを感得する。
両者の楽しむ物の相違は、知者、仁者の双方の態度の中にもあって、知者は活動的に学べば変化・進化のあることを楽しみ、仁者は静的で、道の人を生成化育する動かざる姿に安心立命し、人の評価や評判に心動かされず悠々自適に人生を楽しみ、又人を差別視しない。
知者は変化を楽しみ、仁者は変わらず道を楽しんで永遠に生きる。」
いずれにしましても、道を歩む人は、真の知者、真の仁者となるのです。真の知者とは、人の眼など気にせず、学び続けて人様、世間様の役に立つ工夫や発見をすることを楽しみ学ぶのです。
また仁者、思いやりに目覚めた者は、道を歩めば、人によって遅速はあったとしても生成化育することを楽しむというのです。
共に道を歩む姿勢を孔子は説いたのです。年末になって、一年が頭の中を走馬燈のように思い出が回っていると思われますが、心学を修め、人生とは「修己治人(己を修めて人を治める)」であることを確かにしたいものです。
学び続けるという心の平安こそが、人を惹きつける魅力となるのです。学んでお金や物にならなければと一日中心に不安を抱えているようであっては何物も得られず不安の日々をたどるだけとなるのです。
今日も楽しく修練を怠りませんように。良い一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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☆「にんげん学」神戸居酒屋講座・対人関係の指南書・人心掌握法「論語を読む」ご出席の師友の皆さん一年ありがとうございます。来る新年もよろしくお願いいたします。








百万ドルの夜景です。