元旦の行事

おはようございます。

晦日午後11時30分から厳修しました「懺悔・除夜祈願護摩供」「新玉の神々をお迎えします、迎年護摩供」を1月1日0時半に終え、法要後は参拝されました信皆様とお屠蘇を交わし、終えた後、通常の早朝護摩供を修し、心華寺の諸堂、お墓まいり、ご来光を拝むという元旦の午前8時迄の恒例行事。
決まり事は基本、基本こそが大事です。決まり事に手を抜くようになってはいけません。それも元旦の行事です。元旦とは1月1日のご来光の時を言います。太陽が地平線上に現れる時のよあけ、お天道様が昇る姿を「旦」と言うのです。元旦、元日とは1月1日しか言いません。私たちは天道に沿うことこそ繁栄の道です。人は道理知った後に人欲に負けてしまい事の成就を自ら捨てていることを知りましょう。
沿うとは、東西南北、上下の六方を感謝の思いを以て日々拝むことで沿うことに叶うのです。日々行って下さい。
ご本尊様、新玉の神々への一年の計の「謙虚に少欲知足」の誓い、そして心華寺初代への感謝を墓前に、ご来光、お天道様、大日如来様を拝み、昨年のご守護を感謝の後、改めて一年の計をお誓いしました。
私たちは日々のお勤めの時必ず「願文(がんもん)」(神仏に願を立てる時,あるいは仏事を修する時,その願意・趣意を表明し記す文をいう)をお唱えお供えし誓います。言葉にしますと必ず「形となり、行動となり、習慣となり、結果が出る」からです。
神仏は言葉では返しません反論もしません、だからこそ願文に書いたこと、言葉に出したことを真摯に行動としなければいけないのです。
神仏は眼に見ることが出来ません、だからこそ自分自身の行動が如実に映し出されると考えて確かに行動するのです。入門直ぐの頃、師匠に教えられました。「人様に嘘をつけば、おつきあい下さらなくなるから大丈夫だが、神仏に嘘をつくようになったら、ダメだ、そんな人間は何をやっても信用されない、と」。まさしく目にすることのない神仏に嘘をつくようでは、だれにでも嘘をつくようになるのです。そして大切な「言葉を弄するようになる」のです。自分勝手な合理化をするようになり、現実的に何の結果も得られなくなるのです。言葉を軽々しく用いてはならないのです。
言葉はご神仏との魂の交換、交信。大切な方々との交わりを為す最高の法だからです。「言霊」であることを忘れてはいけません。祈りは「意乗り」であり、「自身の大切な言葉(意)を法に乗せて、ご神仏、大切な人様へ伝える最大の法」なのです。
今日午前10時から心華寺・金港辯財天様の「初・月例・幸福開運護摩祈願祭」一年のお誓いをする日です。お誓いをして安心して確かに行動してまいりましょう。誓いは自分自身に立てるものでもあります。自分に嘘をつけば永遠に夢も志も実現しないのです。
法要は午前10時からです。法要後は梅谷忠洋先生率います「梅組、初夢コンサート」が奉納されます。全国の皆様の一年のご健勝をお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
☆初・月例・幸福開運護摩祈願祭におまいりなされました方限定で「開運・幸せお守り4点セット」を授与します。






○今年は「金」がキーワードです。心華寺・金港辯財天様におまいりされますと、金運・財運のご利益、功徳が得られます。縁を確かにするにはおまいりなさることです。
○奉納:法要後、新春梅組「初夢コンサート」。




☆元日の夕景




今朝開門して