小さなトキメキに焦点を絞る

おはようございます。

人様とはありがたいものだとつくづく感謝しております。能力が人より劣っていると認められなかった少年時代は日々鬱々として楽しめずに当に暗黒の時代。
あるときから競争せずに自分の目標に向かうという自分の楽しみ喜びを知ってから全てから解放されたような思いになりました。目標を絞り、フォーカスしたのです。そして私という人間を受け入れて下された師にも巡り会えました。ありがたいことです。また今日多くの同行の方々と肩を並べ歩むことができている。信じ愛の世界。
比叡山に登り知ったのですが、「本覚思想(ほんがくしそう)」というものがある、本覚とは、人間は本来覚っているのだという思想。愚図で勉強ができなければダメなのだと、呪いにかけられたように苦しんで雲がかかっていたような思いがパアーッと晴れた気持ちになりました。ポストにベストで暮らせば良いという悦びに目覚める。
そうしましたら老子は「人間の創造エネルギーの量は悦びの量に正比例する」と説いているのです。私はたった一つ「自分を磨くという悦びに更に自信を持ち目覚めた」のです。
老子は、又このようにも説きます。「この宇宙は、たった一つの点から生じた。その一点が、太陽系や銀河系、あるいは人間のような叡智ある命を生み出すのは、宇宙がそうした活動を、悦によって達成するからだ」と。小宇宙の私は、これだと思いました。悦びがすべてを生みだすのだと。
そして「深い深い悦の中に至ろうとすることで、存在は、常に新たな創造へと導かれる。（私は、ある意味完璧なオタクの世界に入り込んだのです）。
宇宙がそうであるように、人間も、ほんの一つの小さな「悦び」に導かれれば、宇宙大の創造へとつながり、宇宙大の至福へとつながる。いかに自身の中の小さなトキメキに着目するかですべてが始まる」。この教えに触れたときめらめらと自身の炎が燃え上がるのを感じました。
「好き」「悦び」「快」「愛」これらは本当の同一であり、その感覚を生み出す本質を老子はＴａｏと教えます。人はたった一つの悦びに出会っただけで、それを裏付ける論理にも出会い、内なる自分に自信がみなぎってくるのです。
私たちは、悦に導かれるとき、流れるような創造と出会い。自然界が創造性をもつように、私たちが創造の過程にある時、私たちの魂も充足し、愛に包まれるのです。
現実に道が塞がれているように見えていても、魂が悦びに満たされているときは自由な思いとなり、絶望感など湧いては来ないのです。水が逆らわず流れ、隙間のない石を穿(うが)つように、「〇〇でなければならないという束縛から解放され」、自由な思いが心に充満してくるのです。
老子は、「愛は人間が創るものではなく。最初から宇宙の根本に働くものであり、人間に無尽蔵に提供されている最大のエネルギーである。悦に身をゆだねる時のみ、人は愛の次元に合流し、愛ゆえに創造は生ずるのだ」。との教えに私は出会ったのです。いつも私たちは自由なのです。そして多くの人びとと和合し豊かな人生がもたらされるのです。
今夜は「にんげん学」神戸居酒屋初講座・人心掌握法・対人関係の指南書「論語を読む」。孔子は仁愛に焦点をあて、フォーカスし対人関係の妙を示しました。会場でお目にかかりましょう。
今日も豊かで楽しい創造力を働かせお過ごし下さい。素晴らしい一日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 　合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話：0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
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