中道を歩む

おはようございます。

私は人様から見るとテキパキとしているように見えるそうです。とんでもないことで、そのように見えるとしたら、やれることが一つしか無いから、やることが決まっているから、楽しんでやっているのです。だからそのように見えるのかもしれません。
あれもこれもと器用にできませんので、1日の日課を決めてそれにまっしぐらに歩みを進めているだけです。
仏教聖典に人生を河の流れに沿うように生きれば必ず大海に着く(目標に達成する)と説かれています。不器用ですので「かたよれない」「わき目もせず一途」な生き方しかできないのです。
聖典にはこのように説かれています「一本の材木(自分の事)が、大きな河を流れているとする。その材木が、右左の岸に近づかず、中流にも沈まず、陸(おか)にも上らず、人にも取られず、渦にも巻き込まれず、内から腐ることもなければ、その材木はついに海に流れいるであろう」。
私にも五官(五感、五つの感覚器官。眼・耳・鼻・舌・身)が立派に機能しています。ですから五官で感じる喜び楽しみ辛さも知っています。
優れた知識を持った人がこの五官の戸口を確かにせず人生を途中で投げ出した、ダメにしたという話しはいくらでもあります。
充分に私は日々楽しんで暮らしています。無い物ねだりはしません、人の上に立たなければとも思いもしません。身の程も知っています。あれがなければ、これがなければなどと考えたこともありません。いつも自由です。
毎日修します護摩、今は護摩木を奉納してくださる方がありますが、最初は護摩木とする木も持たず、あがなう資金も充分でありませんでした。妙な事を書くようですが、日々祈っておりますと「ご本尊様が教えてくだされるのです」。近所の「食堂を回って割り箸をいただき、洗い乾かし、それで護摩を修せ」という声が聞こえたのです。しばらくは割り箸で護摩を修していました。それから徐々に材木屋さんが信奉下さり護摩木をご奉納下さるようになったのです。
来月の厄除け開運・星祭り節分会・採燈大護摩法要を最初に行ずるときも同様でした。「一年間少しずつお布施を蓄え、行者さんのお布施とせよ」との声でした。最初は採燈大護摩供に用います檜の壇木も檜葉もままなりませんでしたが、祈り続けていますと道は開かれ示されるのです。
上の材木(私)のたとえのように、「内にも外にもとらわれず、有にも無にもとらわれず、正にも邪にもとらわれず、迷いを離れ、さとりにこだわらず、中流に身をまかせるのが、道を修めるものの中道の見方、中道の生活である」と教えていることに自信、信頼を持っていたのです。
私にとっての生活のあり方は、有無の両極にとらわれない生活、器用に生まれつかなかったことに感謝しています。
明日は下関・愛宕寺「初・月例・幸福開運護摩祈願祭。初庚申祭」です。午前10時より厳修いたします。本年初の月例・幸福開運護摩祈願祭、祈り愛。ご一緒ください。
今日も日課を精一杯イキイキとしましょう。素敵な1日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五官の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
※下関・愛宕寺(下関市岬町4-13)で働き私と一緒に御仏にお仕えしませんか。高収入ではありませんが、生涯働いていただくことができます。生きがいやりがいのある仕事です。
〒611-0025宇治市神明石塚66。電話0774-44-5380。斯波最誠(しばさいじょう)迄、履歴書お待ちしております。いただいた後面談日お知らせいたします。勤務地は下関市になります。お待ちしております。
NPOこころのはな第13回「ひきこもり女子会」冷たい雨の中ご出席ありがとうございます。来月の第14回は2月10日(土)です。お待ちしております。




☆林さん、恩田さん、室井さんと。林さん、恩田さん、室井さん、ありがとうございます。

女子会をお手伝い下さるみなさんと。

お手伝い下さる皆さんがお昼ご飯も作ってくださいました、ごちそうさまでした。