宝石の原石

おはようございます。

一週間ぶりに心華寺に戻りました当たり前のことなのですが、心華寺も愛宕寺も留守をしますので、その間の仕事がたまってしまいます。
心華寺、愛宕寺におまいりになられます皆さんは向上心をお持ちです。ですからとても素直です。昨日も書いていますが、知は人を非難批評するためではなく、自身を向上させるためです。先日も師友の皆さんとご一緒していて感じたことがあります。例えますと人は皆、一個ずつの宝石の原石、残念ながら人は宝石になる前の原石。磨くと光ります。石は一度磨けば輝き続けますが、私たち人間は地道に磨き続けなければいけません。
太陽は大日如来様(教え・法則)、誰にでも平等に光を注ぎます。バブルの時は、皆に強い光が当たりますから、少々磨いていない石でも光ります。
でも、光が弱くなりますと、磨いていない石は光りません。夜になると、どんなに磨き込んだ石でも光りません。
光らないからと腐ってしまって、自分という原石を磨くのをあきらめると、再び陽が昇ったときには光らないのです。至極当然な話なのです。
朝の一番弱い光に輝くのは、一番磨き込んだ石です。自分という宝石を磨きこみましょう、丹精を込めて、自分色の独特の光を放つようになるまで。
ご一緒いただきました皆さんや、毎月ご一緒に祈り、心学を修めてくださる皆さんを拝見していますと、自分色の独特の色を感じるのです。
祈り学ぶ人が何故繁栄できるのでしょう、明快です。温故知新できる人だからです。誰にでも困難な時期があります。志を持ち、夢を持つ人は困れば困るほど人は歴史に学ぶことに目覚め気づくのです。故(ふる)きを温(たず)ねればこそ新しきを知るのです。
何か無いか?、良いことはないか?と、ウロウロと新しいものばかり探し回るのではなく、偉大な先人はすべからく歴史に学んで未来に光を見いだしたのです。
どのような人にも歴史があるのです。賢者が歴史から学ぶのは、誰でも未来に不安を持ちながらも、志、夢を叶えたいという熱い熱い情熱があるからです。
人生には「苦労と努力の両方が必要」です。これは歴史が証明しています。人が宝石の原石なら、努力は宝石(人間的価値)を大きくするのです。苦労は原石を磨くのです。苦労によって、原石は磨き削られ、光り輝く宝石(人財)となるのです。それは志と夢があるからできていくのです。
皆さんに、素晴らしい気づきを与えていただいた旅でもありました。今日明日と自反してしめくくりたいと念じております。皆様にとっても良い締めくくりをなされますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
☆下関・愛宕寺(下関市岬町14-13)で私と一緒に御仏にお仕えする仕事をしてみませんか?人様と共に歩む、人様を支えるという素晴らしいお仕事です。履歴書をお待ちしております。〒611-0025宇治市神明石塚66。斯波最誠(しばさいじょう)迄お送り下さい。履歴書拝見した後に面談日をお知らせ致します。お待ちしております。
☆昨日の朝。