春風を以て

おはようございます。

3月、弥生、陰暦名は風情があって良いですね、呼び名の響き、趣はやはりあるものです。言葉とは大切なものです。大切に言葉を用いたいものです。3月、今月もよろしくお願いいたします。
「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛(つつし)む」とは、佐藤一齋(さとういっさい)の言志後録(げんしこうろく)33にあります。「春風のなごやかさをもって人に接し、秋霜のするどさをもって自らの悪い点を正し、改めよう」。
「機嫌はコントロール」したいものです、実際コントロールできるものです。機嫌の善し悪しは対人関係や仕事によって生じるものです。故に佐藤一齋は上の如く、人に接するに春風の如く、己を律するに秋霜を以てしたのでしょう。私などは真逆のことをやっております。自分には寛大にして人には厳しい、イヤですねこのような人間は。
人様と接するときは、「あの人はいつも春風のようだね」と言われることを目指したいものです。これは、穏やかに過ごす、あるいは機嫌良く過ごすことです。このようにできるのは利他を実践すると言うことでしょう。
私たちは人間ですから当然気分が悪いときや調子が悪いときもあります。しかし人様と接するときは「春風のように」と心がけたいものです。
今朝は昨夜から春の嵐強い雨風ですが、春風は穏やかに吹き、春雨は暖かです。だからこそ冬の間休んでいた木々もゆっくりと目覚めるのではないでしょうか。北風と太陽ではありませんが、厳しく人様との人間関係を求めては心を開いてはくれません。
対人関係の中で上手くいかなかったときのことを振り返れば、機嫌が良くなかった、我利で押し通そうとしていたことがうかがえます。
「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛(つつし)む」3月でありたいと願っています。今月も宜しくお訪ね下さい。素晴らしい3月でありますことをお祈り致します。
今夜は「にんげん学」一宮講座・対人関係の指南書・人心掌握法「新・論語を読む」、明晩は東京講座・人生充実の必勝法・克己学「老子を読む」です。今朝は春雷も轟いていますが、きっと春を告げる雷でしょう。各会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
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