言葉を大切に

おはようございます。

昨日は一日中春の嵐が日本列島を騒がせていました。そんな中「にんげん学」一宮講座・人心掌握法・対人関係の指南書「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
以前から感じてはいましたが、言葉が軽くなったといいますか、言行が一致していないのが世の中をどんどん貧しくしているように感じています。
昨日学びました「子曰く、巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし、仁」(論語、学而(がくじ)第1ー3)。孔子は「信用に値(あたい)しない人物もいる」ということを教えています。
意は「言葉巧みにおべっかを使ったり、愛想笑いばかりをしている人は誠実さが欠けているという証拠だ。そんな人物に人格者はいない」。
人から信用されない人物の条件は、孔子は「言葉ばかりで、行動が伴わない」という事をあげています。
巧言は巧みな言葉を用いることをいいます。令色は、相手に気にいられようとして、顔色を繕(つくろ)ったり大げさな動作をすることです。この二つが見られるようでは、信用に値されない条件に当てはまってしまいます。実際にこのような人物を信用しようとは思わないでしょう。
言葉を巧みに使うことが出来ずとも信用は得られます。それは「まじめな姿勢を貫くことです」。真面目とは「分相応の行動」「ポストにベストです」。現代社会においては「空気が読めない人」はしばしば敬遠されるようです。そのために中には嫌われないようにと、「おべっかを使ったり」「愛想笑いをしたり」することがあるようです。
しかし、人から嫌われないように「巧言令色になってはいけません」。「巧言令色」な態度を続けていると、「やがて本当に人から信用されない人物になってしまうからです」。
あまり「空気を重要視する必要はないと考えています」。私は今でも鈍くさい人間です。鈍くさいことを自覚してからは「人様の教えに忠実に」という生き様を貫きました。最初は人様より、できは遅かったのですが、「学びて時に之を習う」、繰り返し繰り返し修練すれば、早くなるのです。早くなって、人様は私を愚鈍だとは思わなくなったのです。
真面目な姿勢で人様に対しますと、やがて信用を得ることとなるのです。習慣は第二の天性。教えに忠実となり、生涯修養を楽しみましょう。
皆さんの周りに軽口ばかりをいう人はおりませんか?適当なことをいう人、その場かぎりの思いつきを話す人、後で内容を覆す人、「そんな人は、何を信用していいのかわからない人です」。そのような人を見て周りの人は決して信用しません。
これからの時期、卒業、就職と新しい世界への旅立ちの時、新社会人となる皆さん、言葉巧みでなければと考えずに、行動で話すようにしてまいりましょう。言葉多くして行動がなければ期待はずれとなりかねません。また、饒舌な人が出来る人と思い違いをしないようにもしましょう。
真面目な姿勢を貫き今日も爽やかに過ごしましょう。4月の一宮講座は12日(木)です。来月も元気にお会いしましょう。
今夜は「にんげん学」東京講座・人生充実必勝法・克己学「老子を読む」、東京地区の皆さん会場でお目にかかりましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
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☆「にんげん学」一宮講座・人心掌握法・対人関係の指南書「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。

懇親会のご馳走です「かに屋」さんごちそうさまでした。





名物、味噌煮込みうどんです。

ごちそうさまでした。皆さん遅くまでありがとうございます。
☆東京講座前に「ぶら和尚」で「谷川俊太郎展」を観てきました。素直に生きましょう皆さん。素直な言葉は響きます。