幸せに生きるメソッド

おはようございます。

「にんげん学」東京講座・人生充実必勝法・克己学「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。心学の良さは沢山あります。深く考え確かに自分を確立するということが上げられます。分を大切に、今置かれている分(立場)を大切に出来ないようでは何ごとにも通じては行かないのです。
昨夜学びました老子第15章「用心深くが大物の条件」、納得してしまいます。老子孔子、いわゆる心学を学ぶのは人生を確立するに迂遠(うえん。回りくどい)なことのように錯覚をしている方が大勢いるように感じます。
だからこそ、自分の人生に不満と不平をいうような人間性を日々養っているように感じます。現状に不満や不平を何故感じるのでしょう。それは人様や周りの人と比べているからです。そして不満や不平を解消する悦びに目覚めていない不幸な人生を送っているのです。
「過去は変えられないが、自分と未来は変えることができる」という名言があります。正しくこのとおりではないでしょうか!
老子の「道、Taoを極めるとどうなるのでしょう?」。極めるというのは「道に従って生きる」ということです、覚るということではありません、誤解しませんように(もちろん覚ることではあります)。人生は無限の可能性があり変化の連続です。
未来はいつも未来です。だからこそ極めて行くこと、継続することが大切です。用心深くとは、道に従ってじっくりと歩む人が大物になるのだと老子はいうのです。道を学んでも小人は、待てない、私欲で考え事を行いますから、失敗する。だから道を知ったとしても成就できませんし、学んでも仕方が無いという理屈にならない理屈を言うようになるのです。
「人の上に立ちたい」という欲望をかなえたいのであれば、「兵法」や「帝王学」「リーダーシップ論」を学べば実現するかも知れません。しかし、上に立ったとして、「本当に心が満たされ幸せな人生を手に入れられるのでしょうか?」。そういうわけではありません、心学、老子のTaoは「幸せに生きるメソッドなのです」。
老子のTaoは「自然を説いている」のです。いわゆる「自然は繰り返し」「有無の連続」です。ですから、上に立つ、という到達することを目指して学んでいる人の苦悩は取り除けないのです。
老子は繰り返す悦びに目覚める。繰り返し歩むことに目覚める、という教えです。繰り返せる仕事、繰り返せるお勤めがなければ、どうなるでしょう。滅しかなく、生はなく、「生滅という偉大な繰り返し、悦びもなくなる」のです。
繰り返せば、結果的に大木になり、人が見上げるような存在になるかも知れません。そんなことになろうなどという喜び(大小という比較の喜び)ではなく、道を歩めば、毎年毎年人様が喜ぶ物を提供できる。真の悦びを体得できるのだと諭しているのです。来月の東京講座は4月13日(金)です。
自分が上に立ちたいなどと小さな私欲で悩む愚に気づきなさい、ということです。
明日第一日曜日は祈りの道、祈り愛の幸せを実感できる日、永遠に身近な大切な人のことを思う幸せの祈り愛。心華寺・金港辯財天様の「月例・幸福開運護摩祈願祭」。午前10時から厳修いたします。祈り愛は幸せの分かち愛です。分かち合う悦びに勝る悦びはありません。素敵な週末をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五官の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
※下関・愛宕寺(下関市岬町14-13)で働き私と一緒に御仏にお仕えしませんか。高収入ではありませんが、生涯働いていただくことができます。生きがいやりがいのある仕事です。
〒611-0025宇治市神明石塚66。電話0774-44-5380。斯波最誠(しばさいじょう)迄、履歴書お待ちしております。いただいた後面談日お知らせいたします。勤務地は下関市になります。お待ちしております。
☆「にんげん学」東京講座・人生充実必勝法・克己学「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。

懇親会です、遅くまで感謝いたします。ごちそうさまでした。