忘れないため

おはようございます。

平成7年1月17日5時46分阪神淡路大震災、平成16年10月23日17時56分新潟県中越地震平成23年3月11日(金)14時46分18秒東日本大震災平成28年4月14日21時26分熊本大分地震東日本大震災は昨日で7年でした。
そのほか各地での豪雨による被害、噴火による災害等々、悲しいことです。
復興、とても大切なことです、忘れてはいけません。一番忘れてはならないことは「心の復興」ではないでしょうか。幸いにも被害を免れた私たちが忘れてはいけないことの大事「心の復興、被災された方へ寄り添うことだと思います」。
そのために私は心がけていることがあります。よくホテルを私は利用します、コンビニも利用します。そんな時、カウンターに置いてある小さな募金箱を見るのです。そしてささやかなことですが、募金させていただいております。
これが私は「寄り添うことだ」と考えているからです。建物や街は再建できますが、「被災されました皆様の心を作り直すことは容易ではないのではと考えているからです」。しかし、どうしたら悲しみを背負っている人たちに寄り添うことができるのかを考えたとき、「忘れないため、忘れないでおこうと考えたときに、少しずつ募金をすることで、寄り添っていこう、実際に寄り添うことはできなくとも、気、波動を自分の心、意識の中で継続していこう」と考え実行しています。
できの悪い私が今日、暮らして生けているのは多くの方々のお陰だと感謝しています。感謝の行動とは何だろうと考えています。
何一つ段取りできない、作り出すことができない私が、お経を読み、御仏にお仕えさせていただくだけで暮らしが成り立っている奇跡、奇跡に感謝しています。。
一昨日お帰りになられた研修生の皆さんにもお話ししましたが、人様が誉めてくれたり、仕事ができるのは、「勉強を通してのこと」「仕事を通してのこと」ですよ、すべて何物かを通してでなければ「授かった能力は発揮されないのですよ」と(投射・投影)。
自分の能力が優れているなどと考えるような傲慢な人間となってはいけません。力を発揮できるのは、「何かを通して発揮できるのです」。お陰様なのです。
「経読み経を知らず。論語読み論語知らず」とはなりたくないと常々反省しています。知行合一(ちこうごういつ)、知(知ること)と行(行うこと)は同じ心の良知(人間に先天的に備わっている善悪是非の判断能力)から発する作用であり、分離不可能なのです。
幸いにして被災を免れた者として、普段多くの見知らぬお陰様の方々への恩返しが、小さな募金を忘れないことだとささやかでありますが、続けさせていただいております。
今夜は自然、Taoを学びます「にんげん学」京都講座・人生充実の必勝法・克己学「老子を読む」。自然は非情、真理は非情、だからこそ私たち人間が備えています「良知」の大事を学びましょう。先ず自分から率先して行動するように学びましょう。会場でお待ちしております。
毎週月曜日はNPOこころのはな「農業体験日」です、こころのはなに午前9時まで集合下さい、こころのはな農園まで移動します。作業が終わりましたら美味しいお昼が待っています。お待ちしております。
3月の後半、新しい週も知行合一、良知に従って過ごしましょう、充実の一週間をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。