医王との出会い

おはようございます。

昨日は定期検診日で病院、長いことお世話になっています。諸行無常、人間は厚かましいものと言っては何ですが、良いものは変わって欲しくない、嫌だと思ったことは変わって欲しい、身勝手なものだとつくづく自分を思うと、罰当たりやなと反省します。
とはいっても、それが人情だとも。だからこそ現実の事象に感謝しなければいけません、関節リューマチという痛みを天が与えて下されたのも、私に必要であった、初めて人の痛みを感じることの大事を知る。
お釈迦様のように生老病死の四苦を幼年から感じられるような心豊かなお方は多くはないでしょう。痛みを感じ、この痛みを和らげてくださるお医者様がいて下さりありがたい。
お釈迦様のことを別名「大医王(だいいおう)」と。人生いろいろな苦悩に見舞われ、時に心の病を癒やして下さることで「大医王」と称されたのです。
他者をご覧になり、我が心を痛めたお釈迦様、自分が苦痛を感じたとき「何で私だけが、何で私が」という思いだけしか起きなかった愚かな私。自分が苦しむことで「他者を恨む愚かな私」、だから「天が痛みを与え、お医者様という御仏・医王を遣わされた」。
リュウマチ発症後に不整脈で手術、心臓は一回止まれば当然のことながら死ぬ。心臓の病を得たとき、「一度の出会いを粗末にした報いだ」と感じた。
ご相談に来られた方のお話を真剣に真心込めて聞いていなかったのだと大いに反省。
人生の出会いは一度の出会いで大きく左右。一度の出会いを疎かにするなよと御仏の戒め、定期検診に行ったとき、いつもこのように自反。
四苦を味合わない方はおられません、時に心を病み気を病むことで自分も周りも不幸になってはいけません。不幸を嘆く自分もいる、感謝できる自分もいる。心の中には鬼も、神も仏も住んでいます。道理を知り、鬼を知り、神が仏がいつも住むようにしなければいけません。
道理にないことを思うのが「我」。我は自分の心。欲しい欲しいと貪る人間を「餓鬼とはよく言った」ものだ。真理の書を読み吾が心を豊かに養うべきです。
今当にパラリンピック、選手の一途さ、健気な姿を見て一層心を病んではいけないと思う。仏はどこにでも居られる。
今日も常の祈りをさせていただくことに感謝し心を込めて護摩を修し皆さんの心願成就を祈らなければと強く思います。皆さん祈りましょう、心を安らかにして、光明が目の前に現れます。どんな状態であっても常ある存在を大切にすることです。
それは常にある自分の心、感謝できる心、楽しい思いができる心。目の前の事象によって心が動くのであれば、目の前に聖典を置き読みましょう。思考は字、言葉によるのです。思いの中に楽しいイメージが湧く書を読みましょう。繰り返し繰り返しです。真実の言葉は何度読んでも感動します。
今日は心華寺・金港辯財天様の「最強ラッキーな参拝日」ですので副住職・誠澄は「巳の日・懺悔練行」を修しています。お一人ご随喜があります。隣町、城陽市のNさん、ありがとうございます。今の時間は山科の醍醐寺におまいりしているころでしょうか?。皆さんも一度是非「巳の日の懺悔練行」のご随喜行を修し大いなる「開運のご利益を得て下さい」。
今日午後4時からNPOこころのはな「子ども食堂」開店です。今日の正午までご予約を受け付けています。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいします。予約後キャンセルの場合もお電話お願いします。
今日も楽しく変化してまいりましょう。良い一日でありますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。