覚悟

おはようございます。

昨日神戸から帰りましたら心華寺の桜が満開状態に、一週間前にはまだ開花したばかりだったのにと、驚いて桜を眺めました。
時 人を待たずです。あわてることはありませんが、しっかりと一歩一歩歩まなければと桜を見上げて思うところでした。
帰って直ぐにCMA様主催「新入社員禅寺合宿研修会二泊三日セミナー」にご参加の皆様にお話させていただきました。やはり一番にお話しさせていただいたことは「覚悟を決めてやる」ことです。
いつも書いていることですが、会社は選べても、「仕事は選べない」「上司や同僚は選べない」「人は選べない」ということです。まずこの現実を確かにする覚悟です。そして「何ごとも先ず受け入れる」覚悟です。
何ごとも受け入れるということは「礼儀、礼節です」。これは、社会生活の秩序を保つためにとても大切な行動です。人として守るべき行動「敬意を払うこと」です。
右も左も分からず、何も結果も出していない自分に「仕事をくださる、給料までもいただけるのです」。このように「はっきりと与えていただけることが分かっている現実」に「敬意を払わないようでは、礼儀知らずと言われます」。「行儀悪いと言われて最初から信頼を失うことを自ら招くようなものです」。
信頼を得る、得ないというきっかけは、指示された仕事での結果を出す出さないと言うことばかりではなく、その前の段階である上司の方からの指示を素直に聞く態度でも、信頼感の印象を与えるのです。
人を観るのに人は先ず「感覚で感じ取る」「膚で感じ取るもの」です。よく言われるところの「虫が好く好かない」ということです。
「人間は中身だ」といいますが、私も中身だと思います。だがしかし、考えてみて下さい、物でも中身が良いものは、やはり、良い包装が成されているのです。自分は中身で勝負だというのならば先ず、礼儀礼節をしっかりする「見える姿形を美しくしっかりとする」ことです。人は中身が大事だといいながらも実は先ず外見で、その人を推し量るのです。「心は体に現れる」のです。
新人の皆さん、覚悟を持ってしっかりと人も仕事も受け入れましょう。ベテランの皆さんは逆に外見にばかり眼と心を奪われず、中身を見るようにして育てて下さい。
90名の新人の皆さん夕方までご精進下さい。今日も素晴らしいお天気です。温かな心でお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。 
◎心華寺の桜です。


観音様の桜の光背もきれいです。



新人の皆さんも頑張っています。