知行合一

おはようございます。

「にんげん学」神戸居酒屋講座・人心掌握法・対人関係の指南書「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
心学は「知行合一(ちこうごういつ)」を確かにするための学びです。物知りになるためではありません、行動するため、体がスッと自然に動くようになるためです。今や物知りはありがたがられません、地球最強の物知りは「Google」ですから、何かを知ろうとすればパソコンを開けばすぐわかるのです。これはある意味人を軽んじることですから、道理を知らなければ宜しくない傾向に向かいます。だからこそ「道徳・仁愛」が大事です。「人が人を必要としないようでは暗黒世界」です。
私たちは人として「どうあるべきか」を論語、心学に学んでいます。近代日本の経営者を代表する渋沢栄一氏は「道徳無き経済は経済に非ず、経済無き道徳は道徳に非ず」と、心学の大事は「経世済民(けいせいさいみん)」にあります。道徳(真理)によって民は済度されるのです。
論語はとても読みやすい書です。読みやすいからこそ、孔子は「学びて時に之を習う」と「時習」くりかえし読誦することを教えたのです。「わかったつもりになることを戒めた」のです。人生はそう大きくドラマチックに変化することはありませんが、時習を繰り返しますと、ドラマチックで愉快な人生が、その道中で待ち受けているのです。
教えは誰にでも平等で有り、普遍です、しかし孔子以来、私たちの今の時代まで、自己の人生確立を為し得た人の多くは「仁道を歩んだ人」いわゆる「経世済民」「道徳無き経済は経済に非ず」の人です。
仁道こそ人生を花開かせることと私に気づかせてくれた心学を各地(神戸・京都・大阪・愛知一宮・東京・小倉)で師友の皆さんとご一緒しています。来月の神戸居酒屋講座・人心掌握法・対人関係の指南書「論語を読む」は4月19日(木)です。4月まで時習をしてお読みください、心身に仁の道を確かにしてください。来月も皆さんとご一緒できることを楽しみにしております。
心華寺に帰りましたら90名の新人の方が待っています。皆さん新風が吹き込んで来ます、思いやりの心を持って風を迎えましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。
◎「にんげん学」神戸居酒屋講座ご出席の皆さんありがとうございます。