言葉は人を動かすことができる

おはようございます。

4月、卯月、今月もよろしくお願いいたします。「よろしくお願いいたします」と私たちはよく使います。4月のスタートから理屈をこねるわけではありませんが、お願いしますと言葉を発し、用いるには、覚悟が必要です。
真実目の前の人に「お願い、ゆだねているのか」ということです。逆に、自分に「お願いします」と人様から頭を下げられたとき、心から「承知しました」と皆さんは答えていますか?いかがでしょう。
このように書いて見ますと、言葉とは大変なものです。軽々しく使わず大切に使いたいですね。
何故このようなことを書くかといいますと、やはり、言葉で考え、言葉で人格を作り、言葉が行動の推進力となるからです。私は言葉は言霊であると信じています。ですから日々祈りの言葉を魂を込めて祈り、行動するのです。知ったくらいでは何の変化もしません、行動して変わる、進化するのです。行動無くしては何も得られないのです。
今月は新しい人を迎える季節でもあります、コミュニケーションは先ず言葉です、態度です、その一挙手一投足が大切だからです。
言葉は「人を動かすことができるというとてつもないパワーを持っています」。言葉一つで大きな影響力をもたらすことを実感しています。「経典、心学の書、師の言葉に導かれて私は変わり今日がある」からです。ですから軽々しく言葉を用いません。言葉、教えを手がかりに「私は私をチェンジしてきました」。言葉に説得力を持たそうとするならば、「言葉で自らが良い変化、良い進化を為さなければならない」のです。
賢者と言われている先人もすべからく言葉を頼りに自らを進化させたのです。「多言は知らずとは当に名言」。べらべらしゃべる人の言葉に説得力を感じる人はいません、なぜなら、行動がないからです。世間の人の眼は節穴では無いのです。
卯月は「田植え月」からきたとも言われています。言葉は目の前の人の心の田に植えられるのです。言行一致するために言葉を用いていなければ、目の前の人の心に「信用というあなたの苗が育たず、稔らないのです」。
それは、言葉で「己を正そう、進化させるのだという思いで使っていないからです」。
己を正そう、進化させようと真剣に祈り学び続けて行く人は、自然その人の周りに人は集まるのです。何故か、進化しているからです。豊かになっていくからです。桜が咲けば、「桜は呼ばないのに人が集まって桜を見上げるようにです」。
今日は心華寺・金港辯財天様「月例・幸福開運護摩祈願祭」並びに「お花祭り」。月例のお護摩に加え、お花祭りを厳修いたします。午前10時から厳修いたします、おまいりください。
お釈迦様はお生まれになられて直ぐに立ち上がり「天上天下唯我独尊(てんじようてんがゆいがどくそん)と大音声で言葉を発し、七歩歩まれたといわれます」。このお言葉で私は「未来への希望を沸々とたぎらせました」。
生まれたばかりの赤ちゃんが立ちしゃべり歩くなどあり得ない、などと思うなかれ。未来を信じない人はこの世に一人もいません、皆さんはお子様を育てられたとき、しっかりとお子様がどのように育って行くかをイメージしたからこそ、お乳をあげ、あやし、育てたはずです。
お釈迦様は「人間の無限の可能性を説かれたのです。自立自尊できるのだ、信じて歩めと教えたのです」。
だからこそ、今日はピカピカの新一年生のお子様に智慧の神様の金港辯財天様から心身健康・学業成就のご利益が得られる「お守り・文房具」をプレゼントさせていただくのです。素晴らしい才能が魔事なく健やかに成長されることを祈念し、多くの皆様の暖かい「気」をご一緒にお子様たちに送っていただき、守護されることを信じプレゼントさせていただくのです。
言葉は自身を偉大に変化させます。今月も大切に言葉を用い「お願い致します」「ありがとうございます」という思いで一ヶ月をすごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
◎昨夕の夕景。

ご近所の花畑です。