自身の幸せから

おはようございます。

「にんげん学」東京講座・人生充実必勝法・克己学「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。老子の教えは明快です。
「幸せな人は
 他人をも幸せにし
 心に不満のある人は
 他人をも不幸へと引き込む
 平和も 調和も 愛も
 自身の幸せから始まる」。
近年、通り魔殺人が急増しています。犯人たちのほとんどは、「誰でもよかった」と言っています。先日は警察官が先輩の警察官をピストルで撃ち殺すという最悪の悲劇がありました。
誰でも叱られたり、注意されたりしますと、腹が立ちます。時に暴走しないように心を調えることを知ることが私たち人間です。尊い命を天から授かったのです。その命を確かに生かすことが天命なのです。
事件を起こす彼らが特別なのではありません、人間には、自身に不幸感があると、他の誰かにその不満の原因を求めたり、痛めつけようとする心理が働くのです。だからこそ不平不満を感じたとき、身近な人を相手に不平不満を話すのです。
事件を引き起こす人は、いかにも不運な人とは限りません。通り魔殺人犯や、あるとき暴走する人も、見かけ上、普通の人であるのです。人はどんなに恵まれていても、心が真に幸せでない限り、他人の不運を求め、傷付けようとする衝動が無意識に渦巻き、ターゲットがいなくなれば、あらたなターゲットを無意識に探し続けるのであり、それは身近な親しい人である場合も少なくありません、家庭内暴力等々。他人への批判ばかりを口にする人も、そうした領域に生きているのです。
逆に、幸せいっぱいで生きている人は、他の人とも幸せの共有を求め、意図してそうしようとしなくても、無意識に他人の幸せを望むのです。そうして、幸せも不幸せも、伝染するように広まってゆくのです。
他の人を幸せにするには、まず自分自身がはちきれるほど幸せでなければなりません、はち切れずとも、日々無事に過ごしていることが幸せなのです。中途半端な妥協する幸せではだめなのです。人は天から命が与えられている以上、完璧な幸福人間とならなければならない責任を、天来的に担っています。それは「小欲知足の幸福感」、ナンバーワンの幸福感ではなく、「オンリーワンの幸福感」です。
人生は自分の思いが現実化されることを確かにしなさいと老子は説きますす。相対的な幸福感では真の幸福感とはなりません、他と比べての幸福感はあり得ないのです。
自分が心から悦ぶ幸福感です。私は「共にという幸福感でいつも満たされています」。人数の多さではない「共にという幸福感です」。幸福感を持ち周りの人を幸福にしましょう。
来月の東京講座は5月11日(金)です。皆さん幸福感を抱き楽しい悦びの多い日々を過ごしましょう。週末土曜、豊かにお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。
◎「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。来月5月11日(金)もご一緒ください。

Mさん毎月お花を添えていただきありがとうございます。

Kさんお菓子ありがとうございます。