兄姉から

おはようございます。

昨日「にんげん学」一宮講座、東京講座から心華寺に帰りましたら、実家の兄から手紙が届いておりました。子どもの頃は優秀な兄に引け目を感じ苦手でしたが、僧侶の世界に入ってからは尊敬する兄。
身内誉め、自慢のようで誉められた話ではありませんが、兄としても僧侶の先輩としても尊敬しております。
実家の寺とご先祖様を守っていただいております。直ぐ上の兄で7歳違い、いつも手紙を読むと目頭が熱くなります。兄姉はありがたいものです。
兄姉からいろいろなことを教わりました。そんな思いがあったからでしょうか、先輩後輩の序列の厳しい比叡のお山で修行生活していたときも、序列を大切にできたのではないかと感じています。
先日も書きましたが、人生を歩むうえに於いて大切なことが長幼の序(ちょうようのじよ。年長者と年少者との間にある秩序。後輩は先輩を敬い、先輩は後輩を慈しむというあり方)があります。この思いが人間関係、対人関係の基本です。
私たちが持っている素晴らしい知識・能力は「縁」があってこそ開花できます。目の前の先輩の言葉、人様の話を聞かず、受け入れずでは、良好な人間関係は到底結べませんし、新たな展開もないのです。自分という種を「社会という大地の縁」「太陽に匹敵する道理の縁」「人間関係における雨風、寒暖の縁」等々の縁があればこそ栄養をいただき、芽吹き鍛えられ花咲き、稔るのです。
言葉を変えますと「礼儀(人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法)」です。
敬意を払うことを自身の本意(自分の真意、意義)として先輩に限らず人様に対し礼儀を尽くしますと、「目の前の人は、あなたと同様に敬意を以て接してくださるのです」。
このような思いを持つ基本を身近な兄姉から最初に植えつけてもらったのかな!と兄の手紙を読んで感じました。
身近な兄姉、家族を敬うことから社会での大きな展開が始まると感じています。なぜならば、「家、会社は人生の土台」。土台が安定していなければ何物も載せられないのが道理。水の中に石を投じれば、水の輪は内側から外側へと描いていきます。社会の中に一石を投じ「善くも悪くも水の輪が広がるように広がるのです」。身近な人を大切にすることが大きな展開となると幸福感を実感しています。
今日お昼からNPOこころのはな第16回「ひきこもり女子会」の開催です。今回の女子会は初めての課外の企画、宇治の世界遺産を巡る散策です。ご参加をお待ちしております。雨天の場合は「ゆめりあうじ」で女子会を行います。今の時間は雨が降っていますが、午後からは上がるとの天気予報です。楽しみにおでかけください。
明晩は「にんげん学」京都講座・人生充実の必勝法・克己学「老子を読む」。京都地区の皆さん会場でお待ちしております。
今日は日曜日家族仲良くお過ごし下さい。出勤のお方は感謝の思いを込めて元気に挨拶をしてお出かけ下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。 
NPOこころのはな第16回「ひきこもり女子会」ご案内。雨天の場合は「ゆめりあうじ」で女子会を行います。

シャクナゲと東京講座「ぶら和尚」で国立科学博物館に行き余りに可愛かったので。





珍しいチューリップ