善の善なるもの

おはようございます。

熊本地震から二年、天災は無念さが増すばかりです。改めまして心よりお見舞い申し上げます。しっかりと使命を果たすことが天災を知った私たちの使命でもあります。先日も島根で地震が起きました、お見舞い申し上げます。被災されました皆様の教訓として、私たちはできる限りの防災を調えましょう。
「にんげん学」京都講座・人生充実の必勝法・克己学「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。昨日学びました老子第8章の「上善如水(じょうぜんにょすい)」、実践できるようでありたいものです
紹介します。
「水のように、自然体で生きる
 最高の善とは、水のようなものです。
 水は万物を潤(うるお)し、利害を争うこともしません。
 そして、誰もが嫌う低いところにとどまっています。
 こうした徳があるからこそ、「道」に近づけるのです。
 人が避けたがる低いところに身を置き、心を静かに深く保つことをよしとします。
 誠意を尽くして人とつきあい、信頼を重んじて話し、政治はよく治まるように行い、何事も自然体で応じ、臨機応変(りんきおうへん)に行動することをよしとします。
 まさに水のように誰とも争わぬ美徳を備えているので、誰からも恨(うら)まれることがないのです。」
じっくりと読み味わって下さい。体得するには熟読することです。老子は水の性質を用いることで高い品徳を持つ人物を表現しています。「一つには柔らかいこと」、「二つには低いところに身を置くこと」、「三つには万物を潤(うるお)し、しかも万物と争わないことです」。
最善の人格者もこのような性格や言動を備えているものだと教えます。すなわち、「相手のことを考えて動き、周囲と争わず、人びとのいやがるところに喜んで行き、人々がやりたがらないことを自ら進んで手がけるような人です」。
「処世術に長(た)けた人」「対人関係の長けた人」の優れたところは、さまざまな状況に対して水のようにうまく適応した生き方ができることです。不遇なときを過ごしても、些細(ささい)なことに耐え忍び、寛大な心で応じる。多少の壁が立ちふさがるときには、無理をせず、水のように回り道をする。そうすれば、無用の混乱やトラブルを引き起こさずに済み、不必要な犠牲を出すこと無く、紆余曲折(うよきょくせつ)を経(へ)ながらも前進し、希望をつなぐことができるからです。
水のような処世の仕方を考えるうえで、大きく二つの状況を想定するといいかもしれません。「一つは逆境」です。心身が苦難や圧力で折れそうなときには、「屈(くっ)する」ことも必要です。譲歩(じょうほ)や我慢で状況を収拾(しゅうしゅう)し、「実力を保ち、次の機会が到来するのを待つのです」。
もう「一つは順境」です。何事も自分に有利に運ぶときには、「伸ばす」ことを心がけます。順風に乗って万里を飛び、トントン拍子に出世し、さらなる高みにのぼる。このように、自分を取り巻く状況に応じて、怒濤の如く自らの対応を変化させるのです。
ところで、気丈な性格は尊い資質ですが、物事には限度があります。困難や挫折(ざせつ)に直面しても屈しない態度は立派とはいえ、あまりにも徹底(てってい)しすぎると問題が生じます。気丈(きじょう)な人は精神的に頑強(がんきょう)ですが、不遇(ふぐう)なために精力を使い果たし、やせ我慢の限りを尽くしていると、次の機会が訪れても再起(さいき)できなくなるかもしれません。
これに対し、柔弱(じゅうじゃく)な人は生き延びやすいものです。大海が百の河川(かせん)を受け入れるように、「柔弱な人には包容力があります」。ただ、いつでも「柔弱な対応に終始していると信頼感を失います」。ときには意地を見せないと、周囲から相手にされなくなります。
現実の世界では、不本意なことは多いものです。仕事環境が劣悪である、人間関係が冷え切っている、責任の重圧に苦しんでいる、給与が少なすぎるなどさまざまな悩みがあります。自分の生活に不満を覚(おぼ)え、他人や運命を恨(うら)む人も少なくありません。
ですが、まずは深呼吸して心静かに考えてみましょう。環境を何とかして変えたければ、現実の不満要因をなくす努力をしましょう。それが無理であれば、環境に適応させることも考えましょう。
山が動かないのであれば、自分のほうから近づけばよいのです。
自分の方から近づくとは「水の柔軟さに学び、日々水のような生き方をすることです」。インプットした知識を日々アウトプットすることが事上磨錬。現実実践が一番の修練であることを確かにしましょう。
今日から二泊三日名古屋からMテック株式会社様の「新入社員禅寺合宿研修会二泊三日」が始まります。Mテック株式会社の新入社員の皆さんお気をつけて入山ください。
身を低く謙虚になる秘訣は志を高く持つことです。今日は志を確かに思い謙虚にお過ごし下さい。
明日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時〜7時開店です。明日の正午まで予約を受け付けています。0774-44-5380迄ご予約下さい。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。紙芝居もあります、ご来店をお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
◎「にんげん学」京都講座ご出席の皆さんありがとうございます。


懇親会です。

一品目、和牛のポン酢和え。

二品目、白身魚のピカタ。

三品目、和牛のビフカツ。

四品目、京都もち豚(丹波)のポークチャップ。

Sさんお誕生日おめでとうございます。

洋食・ぼんじゅーるさん、毎月ありがとうございます。