己を練り上げる

おはようございます。

昨日も少しひんやりとした一日でした。体調管理、着る物には気をつけてお過ごしください。
心学を学ぶことは人を云々したり、人より優位に立つためではありません、「己を律する」「己を正す」「己を修養する」「知るは行うこと」のためです。学び修養することで結果的に責任ある仕事や立場につくこともありますが、間違えてはいけません。「評価を得たい、出世をしたいなどと考える小人の学はいけません」、「リーダーとして学ぶこと」です。
人様から信頼を得たり、地位を求めることができるなどと誤った考えで何ごとの学びにでも対しますと、思うような結果がでませんと、最も恐れなければならない「疑心」が学びに出るのです。これが人生恐ろしいことです。学を疑い、師を疑い、人を疑う人生とするからです。逆恨みの人生とするのです。
皆さんも、よくおわかりのことと思います。信頼、地位は、人様から「与えられるもの」です。このような不確実なことを当てにしていては自分を養うどころか、気が変になってしまいかねません。ノイローゼになってしまいます。心身の健康に最も宜しくない学び方です。
コップに水を入れ続けますと自然あふれ出て、周りを潤すように、学び続ければ自然に周りの人びとのお役に立つようになるのです。そのような人を世間様は放っては置かないのです。これを無為自然というのです。
皆さん、学んだから、学べばという作為的、我利の心で学んでいますと、人間性を自ら貶める日々を過ごしていることになるのです。
目の前の教えや、言葉は正しくとも、読んでいる、学んでいる人の心が、普遍性という教えに逆らって我利で学び、教えを学を体得しようという行動がなければ、習慣は第二の天性、品格を貶める繰り返しをしているのですから、一層疑心を増すだけとなるのです。
「知るとは行動すること」です。
学びを信じて日々暮らし修養される人の表情は晴れやかです。学びを疑う人は人をも疑う暗い楽しめない人生をおくるのです。そのような悲しい人生を送ることではいけません。学びを人を責めることに用いてはなりません。己を知り、人を知ること、そして人様をサポートさせていたくことが心の学びです。
仕事とは「三方良し」「「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」ともいえます。「売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということを近江商人の心得をいったもの」です素晴らしい教えです。我利ではいけません。三方良しを無為自然に行うことです。これができるようになるには心学を学び、心学を元として心胆を練り上げる日々が大切です。三方良しを知ったとしても現実に三方良しを出来ずに会社をつぶした経営者は多くいます。
来月の小倉講座は5月26日(土)です。来月も自身を学びましょう。来月まで修練を繰り返し下さい。
皆様も修養修練を繰り返す日々を楽しくお過ごしください。人の目を気にしてオドオドする日々は止めましょう。修養は楽しい一日、楽しい日々となります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。
◎「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。
Iさんに、29の日曜日に愛宕寺でギター演奏のご奉納をいただきます、勉強会の前に一曲ご披露いただきました、Iさん29日よろしくお願いいたします。





Tさんが皇居へ清掃のご奉仕に行かれ、お土産を皆さんへお持ちくださいました。ありがとうございます。

懇親会です。


Nさんご夫妻がお誕生日でした、ご一緒の誕生日、うらやましいですね、前世からのご縁で結ばれたのでしょう、おめでとうございます。