離れてみる

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。道理に沿って歩むことがいかに楽で楽しくなるかという教え、老子を学ぶたびに思います。やはり、心学は繰り返すことで体得できます、心は「ころころと飛び跳ねます」一ヶ月一度、師友の皆様と自分の心を学び、自分を確かにし、ゆったりと人生に仕事に日常に対したいですね、大型連休でお仕事から離れて過ごされていることと思います、現実から少し距離を置く、離れることが如何に楽しいかを体感されて現実にお帰りください、そしてお仕事の糧にしてください。
私たちの体と心は別々の働きをしながら、「心身を守ろうとしています」。え、何の話、どういうこと、と疑問が湧くことと思います。
心身が一体となって、心が体を、体が心をと言った具合に互いに支え合うことがなければ、体と心がばらばらとなり、惑いの一生を送る羽目になります。このような思いは皆さんも体験しておられることと思います。
例えば、「恋」です。恋をして心を奪われますと、頭の中では仕事をしなければ、これをやらなければと思うのですが、「心ここに在らざれば死人に同じ」で、心身のバランスが壊れて何も前に進まないのです。
私たち人間は時としてバランスを崩すのです。ときに、原因を確かにしていませんと、二進(にっち)も三進(さっち)も行かない状況をつくり自滅してしまいかねません。これではせっかくの素晴らしい人生を台無しにしてしまいます。
だからこそ老子は「無」を説くのです。無になるために老子は素晴らしい考えを示唆しています。今までの学びは何かを手に入れようと学んできました「そこにこそ原因がある」と教えます。手に入れたいと思うものは「すべて遠くにある」のです。だから「心を奪われるのです」、心ここに在らずとなる。この事実を知りなさい、覚れと。
手に入れようとして知恵を絞ったり、時には手段を選ばなかったり極端な行動をとることがあります。欲しいものを手に入れたとしても、「その過程で失われるものがあることなど考えもしない愚者となるのです」。
上にも書きましたが、「欲しいものとは、遠くに見えるものばかりです」。人間の愚かさの一つ、「近すぎると見えない」のです。一度手に入れますと「当初考えていたほどよいものではない」ということもあります。欲に惑わされ、幻想が幻想を呼び、手に入れるまで自分の中で勝手な思いがふくらんでしまうのです。この思いも人間の愚かさだと老子は教えます。
そして、それを得るために「大切なものを失い、失ったあとにその大切さに初めて気がつく」ことになるのです。
「手に入らないものはいつまでも光り輝いている」という教えがあります。「欲しいものを手に入れることは必ずしも賢明な生き方とは限らない」のです。
老子は「道中、過程を楽しめ」と教えます。一生は有無、生滅の連続、手に入れるのではない人生、手に入れたら離し無にする、手には何も無いから次も又持てる、この生き様を「輝く目標として歩みなさい」と教えるのです。
手に入れた、失ったと相対的な一喜一憂ではない悦びの人生を送りましょう。手に入れたら人様にさし上げましょう、手に入れることのできない、悦びという無形のものが入ってきます。
今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日、賑やかな声を出して子どもはやってきます、去った後は静かになり、その静けさの中で又来週に来るであろう、子ども笑顔が心の中に見えるのです。
今日正午まで予約を受け付けております。0774-45-5561までご予約下さい。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいします。予約後のキャンセルの場合もお電話お願いします。お待ちしております。
お気を付けて連休をお楽しみ下さい。来月の大阪講座は6月5日(火)です。師友のみなさん有無で楽しく日々を過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。 
◎「にんげん学」大阪講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。


伊丹・寶樹庵のYさん、三種の柏餅ありがとうございます。

懇親会、遅くまで感謝致します。


YさんTさんのお誕生日でした、おめでとうございます。


宇治、宇治橋通りの有名ケーキ店「yuji」さん、子ども食堂への差し入れありがとうございます。子どもたちが喜びます感謝致します。