静かに見る
おはようございます。
「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。老子第16章「静けさに帰る」。
「心を、空っぽにしてみる。
すると、本当の静けさを感じる!
空っぽな心に、
静けさが満ちわたると感じるとき
道Taoの働きに気がつく。
万物は
生まれ、育ち、活動するが
すべては元の根に帰ってゆく。
水の行く先は、海
草木の行き先は、大地
いずれも、静かなところだ。
それを知るのが最上の智慧であり
知らずに騒ぐのは、悩みの種をつくる。
この智慧に気づくとき
ひとは初めの命をとりもどすのだ。
天と地をめぐって動く命の流を
静かに受け入れてみよう
自分の身の上でくよくよするなって
馬鹿らしくなる。」
如何です、静かに何回か微音にて味わって読んでください。芭蕉の句に「静かに見れば もの みな自得す」という歌があります。
相対的な考えでくよくよするのはやめよう。長い短い、上下、貧富、遅速、出来不出来、相対的な価値でうろうろするのはやめよう。と老子は諭すのです。永遠に相対世界は尽きません、愚かな見方をせず、知足、足ることを知り、今の暮らしに感謝し心豊かに暮らしましょう。
静かに元の命を感じとりましょう。そう、元気に帰ろう。今日一日で良いのです。目覚し又今日も一日と、一日一日を感謝して。私たちの性命は外の世界に心を奪われなければ、周りの鋭気で育てられ見事な一生を送ることができるのです。人生は今の積み重ね、今からでも自分に素直に対して出来ることで暮らせば悠々自適の暮らしが実現するのだと老子は教えています。
来月もご一緒に学んでください。来月は6月8日(金)です、楽しみに帰ってきます。
明日は第二日曜日心華寺「水子供養祭」です。午前10時から勤修致します。何か上手くいかない、もう一歩という所まで行くのだが?というお悩みの皆さん、水子様を供養しましょう。
そして明日は「母の日」です。お母様に「ありがとう」の感謝をしましょう。素晴らしい機会をお見逃し無く。
今日もポストにベスト、充実の一日をお過ごしください。
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。
◎東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。
◎仙台のBさん、茨城のKさん、皆さんへのお茶菓子ありがとうございます。