真の豊かさに気づく

おはようございます。

 当たり前のことですが日々読経、護摩を修し聖典とはありがたいとの思いが強まります。何故かと言いますと、一つには毎日新たな気づきばかりだからです。僧の世界に入り半世紀を過ぎ、愚かさが少しずつ一つずつ消されていくようにも感じています。
 修養を続けていますと、やはり、人のせいにすることが少なくなるのです。人のせいにすることは、やはり、修養を知っていても、せず。学ぶ事の大事を知っていても、せずでは、よろしくない。
 昨日読みました仏教聖典に「心に好悪を起こして執着してはならない。好むこと、きらうことから悲しみが起こり、恐れが起こり、束縛が起こる」。「耐え忍ぶことは、なし難い修行の一つである。しかしよく忍ぶ者だけ最後の勝利の花が飾られる」。
 道理、原因結果、因果応報、教えはとてもシンプルです。
 「病のないのは第一の利、足るを知るのは第一の富、信頼あるのは第一の親しみ、さとりは第一の楽しみである」。いかがです?、ごくごく当たり前のことです。私たちは学んだり修行をつんだりするのは、何か特別なものを手にするようなことと勘違い、錯覚しているのではないでしょうか。真の豊かさに気づくことです。
 今日も読経、護摩を修し、新たな喜びを味わいます。楽しみです。皆様も自分お楽しみを味わいましょう。味は自分の味覚ですよ。安心の良い一日をおすごし下さい。
  
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。