音楽

おはようございます。

 昨日は盟友である梅谷忠洋先生の奥様、梅谷裕子さんの「梅谷裕子20周年記念リサイタル」兵庫県立芸術文化センター(神戸女学院小ホール)で素晴らしい歌声をお聴きしました。
 梅谷裕子さん歌手生活20周年おめでとうございます。ますますお大事にご精進ください。多くの皆様に音の素晴らしさ、歌の素晴らしさを楽しませてください。おめでとうございます。
 音楽に親しむようになったのは、39才のおり、梅谷忠洋先生と数奇なお出会いをいただいてからです。親しむということは大きな展開を見せます。親しむとは、尊敬することと考えています。尊敬するとは、狎れないことであり、「親しき仲にも礼儀あり」とできることです。
 梅谷先生も奥様の裕子さんも音楽に携わっておられます。そう、音を楽しんでおられる。私たちの世界での読経、法楽と同じと捉えています。梅谷先生ご家族には心華寺の正月の法要「初・開運祭」で「梅組」として「初夢コンサート」を毎年30年奉納いただいております。ありがとうございます。
 読経(どきょう)とは「歓喜充満の心を以てお唱えする」こと。歓びが心の中に充満し、思わずあふれ出すように心身を通してお唱えすることです、それを「法楽」といい、法を楽しむことです。
 何度も書いています人生は「楽(らく)を願う」「楽(らく)を願い仕事や人生に対しますと」苦しみが湧いて出て来ます。読経することそのもので、幸福なのです。読んだら幸福になれるなどといった、いつ幸福になれるのなどという思いなど浮かばないのが、「信」なのです。
 「楽しめば」、心配や苦などは心の中にわき出ません。楽しむとは自分自身となる。それは「相対的な価値観に生きない世界観」。上手下手、人気が出る出ない、などという相対的な狭い世界に心を奪われていないのです。
 音を楽しむ、曲という以前に「音を楽しんでいる」「音に生きている」姿を昨日拝見しました。思無邪(思い邪無し)です。音には何の計らいもなく、音そのものなのです。音に感動された梅谷裕子さんが、音そのものを敬い、真摯に対する姿勢の美しさに幸せをいただいた一時でした。
 休日の今日、静かに音を味わい過ごしてはいかがでしょうか。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。