不安を感じたら心学を

おはようございます。
 
 台風が気になります。自然世界の動きに敏感になっているようです。何ごとも無いことをお祈りします。昨日も暑かったですね、そんな中「にんげん学」大阪講座「老子を読む」ご出席いただきありがとうございます。
 飢えや暑さを感じますと、素直に飲食物を摂ります。心に不安や不安定を感じたとき素直に「心学を摂取しましょう」。もちろん、このブログ「毎日読む栄養ドリンク」をお読みつづけていただければ、不安や不安定は解消されます。
 立派な知識や技術を持っているにも関わらず、人生が上手くいかないと感じている皆さん、「心を学びましょう」。「心を大切に人様と応対・対応することを学びましょう」それが「心学」です。
 昨日学びました「老子」、Taoイズムといいます。老子は道を説きました。中国語で道をTaoといいます。道に添って生きることで豊かに心楽しく暮らすことが出来るのです。
 道の原理原則を知ることです。自然界に無理はありません。要するに低い所に水が流れる如くです。穴があったり、へっこんでいたりすればそこに、水が入り込んできます。あるがままに生きる、この事実を無為自然老子はいったのです。
 私たち人の道にそれを生かすことを、老子は、低きに居りなさい、謙虚に身を低くして歩みなさいと教えるのです。このように対応すればあなたの知識も能力も大いに生かされますよ、と教えます。
 それを道理に反するように頭を高くして威張ったりしていたら、何も降っても降りてもこないのです。来ない以上に、何か手に入ったとしても、落ちていくのです。
 老子は道は「見えない」「聞こえない」「つかめない」ものだから、「頭で理解しようとしたってダメだ」「感じ取ってくれ」と教えます。
 言葉や字でいえば、低きに何ごとも流れこんでくるものだから、それを感じなさいというのです。
 それを私たち人間は、少しの知識で威張ったりして、謙虚になれない。人を見たら競争意識を持つ、それは全く逆なあり方だから、やめなさいと教えるのです。
 皆さんも、しっかりと学んだら、謙虚になることを自然にできるようになることが大事です。
 なんで私を用いないのだ?、なんで?という思いは「上から目線なのだと老子は教えるのです」。無為自然ではないのです。
 淡々と水のように柔軟に暮らしましょう。水は低きに流れ、万物を利するのです。皆さんの才能も謙虚であれば、大いに皆さんを潤し、必要とされます。
 少しずつで良いのです。出来ることから始めて行くことです。一つ一つです。それが豊かに暮らす序章です。今日は謙虚を大切にお過ごしください。
 今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時から7時まで開店します。今日の正午までご予約を受けつけています。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいします。お待ちしております。
 明日は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」。明後日は東京講座「老子を読む」です。一宮、東京共に皆様のご出席をお待ちしております。
     
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作りましょう。
○「にんげん学」大阪講座ご出席の皆さんありがとうございます。



お茶菓子を毎月ありがとうございます。大阪のKさんにサンドイッチ、伊丹、宝樹庵のYさんに生菓子(くるみきなこ餅、しそ桜、水羊羹)を、ありがとうございます。