思いやり

おはようございます。

 雨が止みません、各地で被害が出ている様子です、これ以上被害が出ないことをお祈りいたします。そして早く雨が止んでくれることを祈ります。
 「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
 金子みすゞの「こだまでしょうか」は何度も紹介しています。
  「遊ぼう」っていうと
  「遊ぼう」っていう。
  「馬鹿」っていうと
  「馬鹿」っていう。
  「もう遊ばない」っていうと 
  「遊ばない」っていう。
  そうして、あとで
  さみしくなって、
  「ごめんね」っていうと
  「ごめんね」っていう。
  こだまでしょうか、
  いいえ、誰でも。
 論語には「仁」がなんと105回も登場するのです。孔子は何を大事にしていたかが直ぐわかります。人は「人を思いやる心を持っていることを教えたのです」。
 未熟な時は、相手を思う心が強いばかりに、善言だからと押しつけ、言ったことが伝わらないと、金子みすゞの詩ではありませんが「もう遊ばない」とすねてしまう。これでは何を学んでいるのか分かったものではありません。しかし人は「ごめんね」と言えば、仲違いした時より更に深い友情に結ばれるのです。どんな心の状態でも「仁」相手を思う心を忘れてはいけません。
 自分の事を分かってくれないと考えてお悩みの皆さん、「少し下がって見ましょう」「少し謙虚になってみましょう」。誰にも「仁・思いやりの心はあるのです」。こちらから、「ごめんね」と謙虚になると「遊ぼう」となるのです。
 論語はハウツー本ではありません、なんの技術も必要ないのです。必要なのは「気づくことだけです」「自分の優しさ、人様の優しさを感じることだけです」「仁を信じて歩むことです」。
 一歩引く、それが「仁・思いやりの実践」。このように在れば、悩んでいた営業成績も、上司からの評価も、同僚達からの言葉も変わったものになること疑い無しです。
 来月の一宮講座は8月9日(木)来月までお元気にお過ごしください。
 今夜は「にんげん学」東京講座「老子を読む」です。東京の皆さん雨の中大変でしょうが6時半銀座でお目にかかりましょう。今日は「仁・思いやりを」少し意識して行動してください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作りましょう。
○「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。



○ご出席の方の可愛い車です。