虚飾を捨てる

おはようございます。

 日本全国に大変な被害をもたらしております、亡くなられた方も多数あり、電車も止まり、働く皆さんの足にも影響、一時でも早く止んでほしいと祈っております。
 そのような中「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。老子は「無為自然に生きなさい」と教えます。作為的、見栄や背伸び、虚飾という無理はいけません苦労を招くだけと。
 知識を得るのは、人よりもという作為的、見栄、背伸び、虚飾で知識を得てはいけません、自分を豊かにするためです。人よりもという対立的な思いでは、ゆったりと安心して暮らせるか?といえば大いに疑問であり、豊かにはなりません。そのような対立的な意識は、最初から人に喧嘩を売っているようなもの、誰も親しんでくれるはずはないのです。このような生き方では寂しい人生を過ごすようになるばかりです。
 作為的なことで、人間性が美しく輝けるはずもないのです。人様は自分の道具ではないのですから。
 老子を読み進めて、あることに気づきました。上にも書きましたが、見栄を捨てる、虚飾を捨て去ることで得る快感です。見栄や虚飾は恐れを増すだけです。よく言われるように「上には上がいる」のです。こんな落ち着かないビクビクする人生はいやなものです。
 虚飾という衣を脱ぎ捨てますと、「感動の瞬間を多くする」のです。道を歩いていて、花が美しい、空や雲が、人がといった如く、感動することが多くなるのです。本や、絵であったり、ふとした人に豊かで美しい人間性を感じたりするのです。
 言葉を換えれば「感謝の気持ちが多くなる」のです。そうしますと、自分が得た知識をアウトプットするとき、いろいろな要素が新たに加わり、発想、工夫として加えられるのです。それは虚飾の衣を脱ぎ捨てたからこそ、感動の一時が、自分の心を「純粋にしてくれているように感じるのです」。
 いろいろな現実に遭遇し、今日初めて出会ったような感動を多くするのです。Tao、道を感じますと、知識を得なければという相対的観念で世間を見ていたときに感じることの出来なかった、穏やかさと豊かさを実感出来るのです。
 生きている自由を感じると言っても良いかもしれません。相対的概念からは強迫観念しか生まれませんでした。虚飾の衣を脱ぎ捨て自由で豊かな暮らしを送りましょう。私は私の歩幅で気持ちよく歩くのです。心学に出会って自由を実感しています。
 今日も雨のようですが、早く止むことを祈ります。無理に外出せずに心豊かに一日を過ごしては如何でしょう。
 明日は第二日曜日、心華寺「水子供養祭法要」です。あなたしか知らない水子様、午前10時より厳修いたします。家庭内にゴタゴタが起こる、お子様の問題が絶えない、いつも落ち着かない等々でお悩みの方は「水子供養地蔵尊建立をお勧めいたします」。ご相談ください。
 そしてNPOこころのはな「8050問題、家族会」を午後1時より4時開催します。参加費500円です。お待ちしております。
 8月の東京講座は8月10日(金)です。暑さ対策を確かにしてお元気にお過ごしください。来月もお目にかかりましょう。雨で落ち着かないかも知れませんが、このような時だからこそ和やかに週末をお過ごしください。天が鎮まることをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作りましょう。
○東京講座ご出席の皆様ありがとうございます。Mさん、毎月お花を感謝いたします。


Kさん、お菓子ありがとうございます。