感謝とお陰様の月

おはようございます。

　8月、陰暦では葉月(はづき)、月名を見ますと、節は初秋で涼しげに感じますが、なかなかに暑い日が続くのもこの月です。今月もよろしくお願いいたします。
　昨日下関・愛宕寺ご開山忌を終えて電車に乗り夕方に京都に戻りました。おまいりご焼香、お墓まいりをいただきました皆様、お暑い中ありがとうございます。皆様のご開山様への報恩の心にとても嬉しく思います。多くの方々に伝えたいお心と行動です感謝いたします。
　改めまして火防大将軍愛宕大権現様へのお給仕をしっかりとお勤めしてまいります。留守の間私に代わりお給仕をいただいている皆様今後とも留守をよろしくお願いいたします。
　8月はお盆の月（関東地方は7月）です。先ず最も身近なご先祖様へ感謝する月です。自然の厳しさは如何ともし難いものであることは何度も書いています。しかし、自然とは共存しなければいけません。そのような厳しい夏の暑さの中で、自分の身一つ動かすことさえも大層にしんどいことです。
　この、しんどいときに、我のことばかりを思うのではなく、「ああ、ご先祖様も、このような厳しい中で、私たち子孫のために、様々なことを残し伝えてくだされたのだなあ〜と、ご先祖様へ感謝の思いを馳せられる子孫が、益々繁栄をしていくことととなるのです」。
　この世は当たり前のことなど何一つありません。先人がご先祖様がお作りくだされたのです。静かに朝夕にご先祖様に手を合わせる暮らしを日々過ごしますと、次第次第に「感謝の念いを強くしていくのです」。
　「何故、物がそこにあり得るのか」「何故、この方が目の前においで下さるのか」等々、何一つ自分の力でそのような現実があったのではない、できたのではないことに気づかされます。そう、「お陰様」なのです。
　温故知新の思いが自然と深められ、自覚できるようになるのです。仕事になっている事柄、仕事が出来る事柄等々、故（ふるき）を温（あたため）て新しきを知ることが、どんどん増えていくのがご先祖様へのお陰様、感謝の祈りです。今月はより一層、感謝の月としてまいりましょう。今月もよろしくお願いいたします。身近な今へ感謝できる思いこそ幸せなのです。そのような豊かな表情に方に人様は慕い来たるのです。
　今日午後2時から3日午後2時まで「少年・少女・親子塾」が開塾します。今どきの寺子屋、今からでもお申し込み下さい。
　午後4時から7時までNPOこころのはな「子ども食堂」開店です。今日の正午までご予約を受けつけております。予約後のキャンセルの場合もお電話を必ず入れてください。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいいたします。お待ちしております。
　　
世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の幸運の扉を開けます、ノックをしましょう。
○今朝の風景、今月もよろしくという声がしました。