先祖供養の大事

おはようございます。

 下関・愛宕寺「盆・施餓鬼法要」おまいりお手伝いありがとうございます。誠澄が愛宕寺の法要のお勤めをさせていただきました。お暑い中皆さんありがとうございます。ご先祖様への供養が一番大切です。
 ご先祖様は何もおっしゃいません、子どもたちがご先祖様の気持ち、心を察して日々お給仕していくのです。この「察する」という日々の思いと行為行動が人生に於いて非常に大切な心得となるのです。察して、心配り、気配りができるようになることが社会生活に於いては、とても大切です。人生に於いての様々な「発想の源泉」ともいえます。
 人は平等ですが、「責任感に目覚めたときから人との違いが生じるのです」。今まで親が家を守ってくれたのが、あるとき世の習いにて西の世界へ旅立った。その時に、子どもは「今度は自分が守らなければと責任感を持つに至るのです」。
 責任感とは「関心を持つこと」でもあるのです。「関心を持てなければ、たとえ目の前に在ったとしても、何も気づかず、何も見えない」のです。関心を持っている人と、持っていない人とでは「同じ物を見ていても、大きな違いが生じるのです」。これが「人生の岐路」ともいえます。
 関心の「源は?」何でしょう?上に書いた「責任感です」。家長としての責任、親としての責任、家族の一員としての責任、社長としての責任、社員としての責任等々、いろいろのポストで「責任を責任と感じますと」「関心を持たずにいられなくなる」のです。それも「真剣に」。
 責任感のない人は、関心も低いですから、目の前に在ったとしても、何も見えないのです。それは、悲しく厳しい言葉ですが、「人でなし」というのです。人でなしとは「人情・恩義をわきまえない、人間とも思えないような人のことを言います」。
 ご先祖様を大切にする家が何故繁栄し、どんどん豊かになっていくのか、これでおわかりになられると思います。家族が「困らないように」「社員が困らないように」「世の中が困らないように」ということに責任感を感じ、関心を常に持つからです。
 このことを慈悲といいます。慈悲とは「抜苦与楽(ばっくよらく)」、「慈」は苦しみを抜いてやりたいという心。「悲」は楽しみを与えてやりたいという心。その思いが自然にご先祖様を供養しておりますと、日に日に強くなり、その功徳によって安泰となるのです。
 今日は心華寺・金港辯財天「月例・幸福開運祈願祭並びに盆・施餓鬼法要」です。午前10時より行います。ご一緒に感謝の祈り愛を致しましょう。
 全国の皆さんもご先祖様を大切に一日おすごし下さい。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
愛宕寺の玄関のお花です。昨日はおまいりお手伝いありがとうございます。皆さんでお作りいただいたお供養です。