徳を磨けば世界が広がる

おはようございます。

 私は道理、教えを知ったことに幸せ、ラッキーと感じています。教えの道を歩むことに歓びを感じています。ポストにベストという教えに出会うこともなく、現実の目標とする師にも人物に出会うことがなければ、又道を歩むことで多くの人との出会いをいただけなければ茫然自失の人生を送っていたであろうことは疑いがありません。
 今夜は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」です。論語、里仁第4、25条に「徳は孤(こ)ならず。必ず鄰(となり)あり」があります。意は「いろいろな(徳)は、ばらばらに孤立してはいない。必ず隣り合わせで、一つを身につければ隣の徳もついてくる。」
 凄いですね、教えは。何も出来ないと落ち込んで孤独感に苛まれていた私には、一隅を照らす、ポストにベストという教えと同様、とても嬉しいショッキングな教えで光明が射した論語の一条。 
 この教えには「二つの解釈があります」。一つは「道徳的にしっかりしている者は孤立しない」。もう一つは「義や信という徳を持っていると、その徳は「仁」などの他の徳も連れてくるものだ」という解釈です。
 後者の解釈は、「一つが身につくと他のものがついてくる」ということですので、そのために「まずは一点をクリアー、できるようにすることだと自覚したのです」。
 心学の教えを知ることがなかったときには、あれもできなければ、これも知らなければと、ただただ不出来な私は、あれこれとウロウロするだけの人生となったに違いありません。
 上の条を読み、あれこれ迷わず、悩まず、「一つのことにチャレンジをしようと目覚めたのです」。一つのこととは「師、先輩の言葉を真摯に受け容れる」という徹底です。要するに「信義」です「真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを果たす」ことを徹底したことで、師、先輩の皆さんに、「いろいろなポストを与えていたただく」という、「仁・思いやり」に与る、接することができたのです。それまでは孤独感に苛まれていたのが、多くの人に導かれるようになったのです。
 今夜は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」、ご参加の皆さん楽しく論語を学びましょう。心が自由になります。明晩は東京講座「老子を読む」東京地区の皆さん待っていてください。
 今日は徳を磨きましょう。佳い一日をおすごしください。
   
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の幸運の扉を開けます、ノックをしましょう。
○近くの蓮池。



NPOこころのはな「子ども食堂」ご来店ありがとうございます。次回開店日は9月5日(水)です。

宇治橋通りの「パティスリーYuji」さんから子ども達へとケーキをちょうだいしました、いつもありがとうございます。